Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 自然体でありたい
    昨年のこの時期に「PCの前で茫然と…」というブログがあります。疲労が溜まり、睡魔に襲われながらブログを書いたりRECORDをやったりしている日常を吐露しています。1年経って同じ状況になっているのが不思議です。この時期は自分のバイオリズムが低下する時期なのかもしれません。ともかく眠くて眠くて耐えられない時があります。昼間の公務も同様です。1週間がとても長く感じます。今日も口の中で歯が浮いた感じがしています。歯そのものではなく歯の奥の神経に何か違和感があるのです。それでも習慣として昼は仕事をして、夜はRECORDを描いています。今日は残業はやめて早めに帰途につきました。自分は常日頃から自然体でありたいと考えています。疲れているなぁと感じている時は無理をしないようにしています。自分のモチベーションを長く保つには自然の状態に逆らうことはしないというのが自分の信条です。
    「坪庭」の空間演出
    京都あたりを散策すると、家の軒と軒に囲まれた小さな空間に小さな庭ができていて心が和みます。これはいわゆる「坪庭」で、一坪程度の空間を楽しむ日本独自の美意識だと思います。大きな都市計画については構築的とは言えない日本人ですが、個人専用の小さな空間ではその力を発揮し、隅々至るところまで美しく仕上げられている「坪庭」を観ると、これは日本人としての気質なのかもしれないと思っています。その空間演出が自分が作っている集合彫刻にもあるのではないかと思うこの頃です。自分にとって場という空間を意識した彫刻制作は、亡父が営んでいた造園業と密接な関係があります。前にブログに書いた記憶がありますが、つまり「坪庭」的発想が土台にあると言っても過言ではありません。「坪庭」には植栽や石の配置等がありますが、自分は陶彫と木彫の組み合わせで、場の演出を行っているのです。「坪庭」の空間演出がカタチを変えているように思えます。
    野良から飼い猫へ
    今晩は家内が不在です。邦楽の演奏仲間と泊りがけの忘年旅行に出かけています。毎晩家内がやっていた猫の世話を今日は自分がしなければなりません。猫のトラ吉は畑に捨てられていた野良猫です。工房から自宅に戻る途中の畑の中で鳴いていました。片手に乗るほど小さかったトラ吉は、今では5キロ近くある大きな猫になりました。普段は自宅の一室に閉じ込めています。そこは昔アトリエとして使っていた一室で、作品や道具を片付けて猫用のグッズを置いています。朝晩、部屋の扉の向こうから鳴き声がします。扉のノブに飛びついて開けたこともあります。部屋から出すと家内や自分の傍に擦り寄ってきます。野良猫から飼い猫に変身した証かもしれません。トラ吉はいつもじっと人の顔を見ています。何を考えているのか、考えていないのか、よくわからないトラ吉ですが、何か喋りだすような素振りを見せる時が面白いと感じます。
    喪中葉書を受け取って…
    この時季になると喪中葉書が送られてきます。自分の年齢を鑑みると、本人ではなく、その関係者が多いのですが、たまに親交の厚かった本人であったりすると残念でなりません。自分が世話になった人が亡くなり、喪中葉書を受け取った時の何ともいえぬ虚ろな気分が今日ありました。70代前半で他界したその人は、自分の海外留学の書類を作ってくれた人でした。当時ドイツやオーストリアに支店をもつ商社に勤めていて、自分がオーストリアに滞在中も気軽に訪ねてくれました。博多の明太子を大量に持参されて、日本食に飢えていた自分には何よりのご馳走でした。オペラにも精通していた人で、商社の仕事をしながら音楽の分野でも活躍されていました。ドイツ語は堪能、感覚も日本人離れしていて当時の自分はその人に憧れさえ抱きました。その人を見ていると、自分もしっかりした職業をもち、責任ある社会人にならなければならないと思ったことが再三ありました。時は移るもので、その人に今年はどんな歳暮を贈ろうかと思案していたところに喪中葉書が届いたのです。恩返しは出来たのかどうか…さまざまな思いがこみ上げる師走です。
    週末 加飾に明け暮れた日
    週末になると、嬉々として工房に行って制作をしています。このところ毎週末のブログは制作日記になっています。今日は天辺が破損したように作った三角錐と昨日成形した低めの四角錘に加飾を施しました。表面を鉄べラや掻き出しベラで彫り込みをいれ、レリーフとしてデザインを加える作業です。ある程度カタチができたら、しばらく置いて、やや乾燥をさせて細かいところのカタチを整えます。さらに乾燥させて表面を磨く作業に移ります。今日の作業が陶彫の中で一番楽しいと思っています。今日は朝から晩までこのレリーフを施す作業に明け暮れました。ただ、昼前に一度職場に行かなければならない用事があって、作業の中断を余儀なくされましたが、それでも充実した一日でした。週末2日間は制作を精一杯やっているので、明日からの公務がつらく感じます。ストレスは発散できるもののリフレッシュにはならないのです。月曜日は疲れたような顔をしていることが多いのはこのせいです。また、来週末に頑張ろうと思います。