Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 陶のピラミッド
    制作への思いが募っているところに、今日の涼しさ…。まさに制作しやすい環境になってきたようですが、この涼しさはずっと続くのでしょうか?猛暑に慣れてしまった身体には寒ささえ感じる涼しさです。いよいよ秋が到来した気になって、新作の木彫による柱を支える陶彫土台を考えることにしました。前のブログに書いた通り来年発表する新作の陶彫は、四角錐を基本にした集合体で構成する予定です。いわば小さなピラミッドが密集しているイメージです。何年か前に陶彫で小さなピラミッドを作ったことがあります。それを「発掘~遺構~」の一部に使いました。ピラミッドは構造的にタタラでいけるはずです。ピラミッドが大きいと焼成でタタラがへたることがあるかもしれません。そうなれば内部に陶で支柱を作らねばなりませんが、窯に入る程度の大きさなら大丈夫だと思っています。今回は若干柔らかめに土練りをしているので、タタラの状態でしばらく放置して表面がやや硬くなるのを待つしかありません。ピラミッドは好きなカタチです。週末から作る予定ですが、楽しみながら作業できればいいなと思います。
    陶による集合彫刻を考える
    陶彫に関わって10数年が経ち、改めて現在やっている陶による集合彫刻を考えてみたいと思います。集合彫刻を始める動機は、もちろん集合彫刻が自分の感性に合っていたことが一番でしたが、集合彫刻にはさらに付随するものが多くあります。まず素材が陶であり、陶土を焼成するための窯の容積が決まっていて、単体作品であれば作れる大きさに限界があること。そこで単体を組み合わせる集合体にすれば大きさにある程度の幅ができて、よりイメージに近づけると思ったのです。もうひとつは自分は公務員であり、制作時間の制約を受けることが挙げられます。仕事の具合によって作品のパーツの数に影響して、集合体が大きくなったり小さくなったりするのですが、それでも未完で終わることはありません。それは当初のイメージ通りではなくなることを意味し、何度もイメージを描き変える必要が出てきます。イメージを一旦壊し、新たな模索を余儀なくされて、さらに締め切り時間とのギリギリの攻防によってパーツを作ります。これは時に緊張感を生んで結果的にはいい展開をすることがあります。もちろん、その逆もあります。余計なパーツを多く作ってしまい、作品が散漫になってしまうのです。陶による集合彫刻は、自分の感性と生活サイクルから生まれた表現方法で、もうしばらくはこの方法にこだわっていきたいと思っています。
    制作への思いが募り…
    昨日の夕方、長野県から帰宅して工房に行きました。昼間、自分は不在でしたが、ボランティアが来ていて土作りをやっていました。そこで僅かばかりの時間を使って制作をすることにしました。夕方から夜にかけて工房内は過ごしやすくなります。もっと涼しくなれば長く工房に留まり、制作に拍車をかけたいと思っています。そろそろ来年発表予定の新作の土台作りに着手したいのです。先週末からやっている土作りは、すべて新作のためです。来年は今年発表した「構築~瓦礫~」に関連した作品を発表する予定です。既にイメージは固まっていて、あとは作業するだけなのです。「構築~瓦礫~」は曲面を使った陶彫部品による集合彫刻でしたが、来年の新作は四角錐を基調に部品を作ります。今年の作品に比べると鋭利な雰囲気になると思います。「構築~瓦礫~」は、球体が壊れた状態をイメージしましたが、来年の作品は立方体が壊れたイメージです。来年は陶彫部品の空間配置が楽しくなりそうな気がしています。いつも搬入が楽しめる作品でありたいと願っているのです。気候がよくなれば制作への思いが募ります。うずうずしている心を抑えながら、週末が来るのを楽しみにしています。
    石臼で挽いた蕎麦
    信州と言えば蕎麦です。自分は親譲りで蕎麦に目がありません。今日は長野県を後にするので、何としても蕎麦が食べたいと皆に所望しました。白い蕎麦の花が畑に咲いているのを見るにつけ、昼食は本格的な蕎麦と決めていました。昨夜旅館で出た蕎麦も美味しかったのです。昼食の前に原村にある農協の野菜販売所に立ち寄り、新鮮野菜を購入しました。酒蔵にも立ち寄りました。念願の蕎麦屋は山梨県にありました。「十割蕎麦」という看板の店で、石臼で挽いた蕎麦を充分堪能しました。大盛りを注文したら、「うちは量が多いけど大丈夫?」と主人から言われ、それでも大盛りを完食しました。2日間充分楽しんで帰途につきました。
    車山高原を歩く
    自分や家内を含めて総勢11名で自然を満喫しに長野県に出かけました。向かったのは白樺湖。まず八子が峰を散策、湖畔で昼食をしたあと、車山の頂上まで行きました。自分は10数年前に何回か車山に行ったことがあります。懐かしくて当時を思い出しながら歩きました。快晴だったので頂上では360度の展望が開け、清々しい気分になりました。山々に囲まれた盆地にある集落と湖が眼下に見えました。箱庭のような美しさ。高山植物をひとつひとつ確認しながら、ゆっくりした時間が流れていました。ススキの穂が秋の到来を告げているようでした。