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  • 職場の研修会
    いろいろな職種の人が集まって、ひとつのテーマについて話し合う機会は滅多にありません。私の職場では一年1回の機会です。しかも勤務時間外の研修会になりましたが、それでも200名以上の人たちの参加がありました。講師に神奈川県警の人を呼んで、ITを使った軽犯罪から重大なものまで、社会的な立場からお話を伺いました。それを受けて分科会に分かれ、意見交換をしました。普段の業務を離れて、様々な社会的な問題傾向について考えることは、リアルな社会に生きる身として必要なことだと思います。さらに職場で気の合う者同士が、居酒屋で一杯酌み交わし、さらに研修を深めることも必要だと感じました。昔は良かったと振り返るのではなく、今後をどうしようかと敢えて未来志向の話をしました。昔が良かったと感じられるのは、過去の諸々のことが記憶の中で取捨選択されているからであって、昔も今も変わっていないのではないかと思います。なかなか結論が出にくい研修会でしたが、こういう機会に大勢の人たちが集まって話し合うことが、即ち意義があるように思いました。
    師匠からの電話
    年の瀬になると、長野県に住む彫刻家池田宗弘先生に日本酒を贈っています。先日お礼を兼ねて電話をいただきました。一年一升の酒を楽しみに毎日制作をしているとのこと、こちらまで嬉しくなりました。長野県の聖高原はさぞや寒かろうと思います。積雪があって野外での彫刻制作は難しいという話をしていました。池田先生は真鍮直付けという方法でキリスト教をテーマにした彫刻を作っています。かつてスペイン・サンティアゴ巡礼路を歩いて、彼の地でキリスト教美術に触れ、それが現在の制作の中心になっているようです。冬場は野外で彫刻が作れないので、工房内にキリスト教の祭壇を作る計画があって、現在は室内の祭壇制作中だとおっしゃっていました。なにしろ数年前に奥様が他界されて、今は先生お一人で山の中の工房に住んでおられます。スペインの修道院を模した工房「エルミタ」は堅牢な作りになっていますが、山の寒さは相当なものではないかと想像します。周囲に人家はありません。この時季訪ねたくても、それなりの車と装備がなければ行くことができません。毎年酒を贈っているのは、お歳暮という儀礼のためではなく、先生の精神生活の癒しになればという思いからくるものです。
    陶彫土台成形終了
    今日は朝から工房に籠もりました。美大受験生が先週に引き続き工房にやってきて、学科の勉強をしていました。朝9時から夕方4時まで、昼食以外はずっと制作でした。昼食は美大受験生とコンビニで買ったおにぎりを頬張りました。一人で工房にいるより、二人でいる方が仕事に打ち込める気がします。これは心理学でいう社会的促進というもので、以前ブログに書いた記憶があります。勉強も一人でやるよりは人の目があった方が能率が上がるのでしょう。今日の制作計画は陶彫土台の成形の完成でした。土台は全部で8つ必要で、今日は残りの2つを作りました。まだ修整やら仕上げが残っていますが、ともかく土台は全て終わったことになります。土台は若干無理なカタチをしているので、乾燥によるひび割れが心配ですが、運を天に任せていくしかないと思います。冬本番になり、陶彫をやっていると手がガサガサになります。そろそろハンドクリームが必要な時期かなと思いつつ、水で悴んだ手をストーブで温めながら作業を続けました。併行して床に置いて乾燥をさせているパーツを仕上げなくてはならないと思います。これはまた次回にします。
    久しぶりの結婚式参列
    職場で結婚が決まった男性がいます。彼は熱血漢の仕事人間ですが、20代最後になって結婚を決めたようです。相手の女性は同じ職種ではなく、スポーツインストラクターです。今日は横浜の山下公園にあるホテルニューグランドの結婚式に呼ばれました。式場から見える横浜のロケーションが素晴らしく、氷川丸が正面にありました。管理職として見ると、彼は頼りがいのある男です。奥様になられる方もしっかりされていて、穏やかできちんとした家庭が築けるのではないかと思いました。ましてや美男美女のカップルなので映画の一場面を見てるような素敵な結婚式でした。職場にはまだまだ未婚のスタッフがいます。伴侶が見つからないのは仕事が忙しいせいなのか、管理職としてはちょっと気になるところです。自分が勤めている部署は、他と比べれば多忙を極めているし、責任も重大なところです。その分やりがいのある部署で、エキスパートで構成されている集団です。仕事ばかりで家庭を顧みないのはいいことではありません。職場のスタッフにはバランスを考えた仕事をして欲しいと常日頃から言っています。今日結婚した熱血漢にも、ことあるごとに伝えていこうと思います。
    夜明け前のひと時
    朝晩めっきり冷え込んで出勤する午前6時は夜がまだ明けていません。自宅の近くにある停留所でバスを待っている時は、かなり寒さが応えます。これから一日の勤務が始まると思うと、心なしか気が重くなりますが、このバスを待つ数分の間に、ふと思いつくイメージがあります。朝から頭が回らない筈が、何気なく思うこのひと時が、案外的を得ているような考えが浮かぶのです。立って本を読む気になれず、道の反対側にあるマンションや閉じた店の暗いウィンドウを眺めながら、時に寒い風に吹かれ、雨に降られながらバスを待つひと時です。一日のうちで一番意気消沈する時間かもしれません。月曜日はなおさら意気は上がりません。それでもこのひと時に何かを思いつけば貴重な時間となります。決まった時間の流れに身を任せるような日常ですが、自分の中で常に造形的なイメージを探しているのであれば、時と場所を選ばず、イメージの方から自分に向ってやってきてくれることだってあると思います。いつだったか夜明け前のひと時にそんな心的体験をしたことがあるのです。