Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 我輩は「トラ吉」である
    「我輩はトラ吉である。なんでも暗い畑でにゃあにゃあ鳴いていたことだけは記憶している。我輩の主人は癇癪もちではないが、雑用に追い立てられて、いささか疲れ気味である。気まぐれに我輩を茶化すので困る。主人の癒しは猫にとっては拷問であることを主人は理解すべきである。…以下略…」先日、植木畑で拾った子猫は、家内によって「トラ吉」と名付けられて、いまだに同居しています。尻尾が短くて、茶毛の長い猫です。動物病院で借りたケージを返し、代わりに大きな2階建ケージを買ってきました。里親会に出すはずが、トラ吉はすっかり我が家に居座ってしまいました。師匠の彫刻家池田宗弘先生も陶芸家の佐藤夫妻も美大の後輩も、すべて猫を飼っていることを知り、改めて周囲は猫三昧であることがわかりました。それならば池田先生のように猫の彫刻でも作ろうかと思案しています。
    もう一度「瀧口修造全集」へ
    瀧口修造全集(みすず書房)の1巻から4巻まで読んだところで、一呼吸入れて別の本を読んでいました。「バルラッハの旅」(上野弘道著 風間書房)や「岩崎弥太郎と三菱四代」(河合敦著 幻冬舎)などを読んで、ここにきてもう一度「瀧口修造」に戻ってきました。瀧口ワールドは読んでいくうち頁を捲るペースはしだいに落ちてきますが、コトバひとつひとつを堪能しながら読み解いていく楽しさがあります。瀧口ワールドは、散文のような詩のような美術評論で、コトバとアートが対峙しているような印象です。ずっと読み続けていると、瀧口流の独特なイメージに翻弄されるので、自分はまた一呼吸入れたくなると思います。そんな希薄な読書癖がついているのは私だけかもしれませんが…。美術作品の中には論評や概説では賄いきれないものがあって、それが詩を生み出すのではないかとさえ思えます。現に美術評論家の中には詩人としても活躍している人がいます。瀧口修造はその最たる人物で、珠玉のようなコトバを噛み締めながら全集読破に向けて瀧口ワールドを満喫したいと思います。
    代休 木材の購入
    土曜出勤の代休として、今日は職場に行く必要がない一日でしたが、職場関係の銀行へ寄り、そのまま職場で簡単な用事を済ませました。それから病院での検診もあって、半日は創作ができずに終わりました。午後はどうしても創作がらみのことをやらなくてはと思い立ち、新作のために木材を買いに行きました。新作で使用する柱は赤松材で、「構築~瓦礫~」よりやや細くて長いものを8本購入しました。イメージ通りのものを見つけるのが難しいのですが、自分は木彫ではあまり使わない杉や赤松などを使用します。これは間伐材ではないかと思われます。他の木材より安価ですが、彫りにくく細かい細工には向かない素材です。木目が粗く節もあり裂け目もあります。木らしいマイナス面も合わせもっているのが間伐材を選ぶ理由です。ともかく木材を工房に運び込んで、来週末からの制作準備をしておきました。
    週末 工房の雑務
    このところ好天が続いています。気温も上昇して、気持ちの良い気候になりました。一週間ぶりに工房に行くと、野外作業場の下地が出来上がっていました。親の代から懇意にしている近隣の工務店に野外作業場の土木をお願いしたところ、確実に作業場が出来つつあって嬉しく思いました。植木の移動がしてあって、工房の前にはちょっとした空間ができていました。野外での作業ができるようになれば、表現方法が広がります。さて、工房内では先週の続きになる雑務に追われました。そろそろ新作にとりかかる予定ですが、梱包用の木箱を作ったり、カメラマンとの簡単な追加打ち合わせがあったりして、何となく一日が過ぎていきました。それでも工房にいられる時間は貴重で、実際の作品作りは始まっていなくても心は充実しています。さまざまなアイディアが脳裏を過るのがいいのです。工房内にそうしたエネルギーが宿っているのではないかとさえ思っています。
    土曜出勤の一日
    今日は土曜日で、いつもなら週末の制作を行っているはずですが、職場の都合で出勤日になりました。月曜日が代休になります。土曜日は電話もメールも少なくて、日頃から山積している仕事が捗りました。通勤電車の混雑もなく、たまには土曜日出勤もいいかなと思いました。このところ初夏を思わせる陽気が続いています。背広の上着を脱いで、パソコンに向かっています。まだクールビズには早いので、ノータイというわけにはいきませんが、気温が上がってくると、ネクタイから解放されたくなるのは自分だけでしょうか。ともあれ明日は、また工房に籠もって制作三昧です。