Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 「構築〜解放〜」組み立て
    柱34本が彫りあがったので、今日は来年のグループ展に出品する「構築〜解放〜」の組み立て作業をしました。全ての柱で何とかテーブルを支えることに成功し、少々安堵しました。うち1本の柱のホゾを少し直さなければならないことがわかりました。次はテーブルの砂貼りです。今日は準備だけして明日から作業することにします。組み立て作業は実際に木を彫ったり、マチエールをつけたりする作業よりつらいものがあります。作品の全貌がわかるからです。初めの計画はどうだったか、意図するものは表現できているか、やり残したことはないか等考えながら全体を見回していきます。記録写真を撮って解体。ここから最初のイメージを思い浮かべながら全体の印象を決定付けるテーブルの色彩計画を練っていきます。とりあえず明日…。
    職場の忘年会
    今年も残すところわずかとなり、職場では忘年会がありました。自分は創作活動とは別に、公務員として働いているわけですが、こうした同僚と過ごす宴会も楽しいものです。休庁期間を迎えるまで少しありますが、仕事の締めくくりをやって頭をリセットしていきたいと思っています。金曜日の夜は同じように忘年会をやっている人たちで溢れかえっていました。深夜の通勤電車はラッシュで、ほろ酔いの人たちを大勢乗せていました。かくいう私もそんな車中の一人でした。明日は休みたいけど、創作活動というもうひとつの仕事が待っています。展覧会搬入まで1ヶ月少々。何とか今の仕事も決着をつけたいところです。 Yutaka Aihara.com
    成長する造形と色彩
    美術の専門的な勉強を始めた頃、なかなか出来なかったデッサンの形の取り方や色彩と色彩を組み合わせて効果を出す方法などが、この年齢になると不思議に出来るようになります。しばらくデッサンをしていなかったり、色彩構成をする機会がなかったりしても、何かこうしたいと考えていると結構思うとおりに出来るものです。人はただぼ〜と歳をとることではなく、自分の興味関心のあることをしっかり頭脳が覚えていて、手を動かさなくても眼や頭で歳を重ねて学習しているのかもしれません。初心者の子どもと大人に陶芸を作らせると、器としてきちんと作れるのは大人の方です。独創性は別として、大人の方が器をたくさん見ていたり、触れていたりする結果なのだと思います。色彩が苦手だった自分が日々作っている「RECORD」の色彩が楽しくなってきました。加齢のせいでしょうか。昔もこんなふうに色彩を操りたかったと思いつつ、今は色彩と遊んでいます。          Yutaka Aihara.com
    RECORDをHPにアップ
    ブログに度々登場する「RECORD」をホームページにアップしました。タイトルがない時は365点の連作と言っていました。とりあえず2月と3月の2ヶ月分をお見せいたします。2月1日より始めているので、今回アップしたものは初期の作品です。この時はペンとアクリルガッシュを使って、人工的なイメージを描いています。時に悩んだり、迷ったり、まとめすぎて嫌気がさしたりしましたが、何とか毎日カタチにしています。これは現在も進行中です。たかが1年足らずで作風が変化して緻密になり、またカンデインスキーの如く非対象化していく過程があって自分でも驚きます。今後を楽しみにしてください。なお、ホームページにはブログの最後に掲載しているアドレスをクリックしていただけると入ることができます。        Yutaka Aihara.com
    色彩への挑戦
    いつぞやのブログで自分は色彩感覚が乏しくて、それで絵画やグラフィックデザインの道には進まなかったと書いた記憶があります。ともかく10代や20代の色感のまずさは身に沁みて感じていました。展覧会を見に行って、作品の持つ色彩の美しさを感じ取ることは当時から出来ていたにも関わらずです。それでも海外で暮らしたり、帰国後も制作を続けていく上で、やはり色彩を意識していたのは事実です。しかしながら海外でも日本でも思い切り色彩を使って作品を表現したことはありません。そこで今制作中の「RECORD」の中で、自分の色彩感覚がどうなっているのか、あえて挑戦することにしました。毎日平塗りによる色彩を組み合わせて小さな作品を作りだしています。2月から始めている「RECORD」ですが、色彩を全面に出しているのは初めてです。これで今月末までやってみようと思います。昔より色彩が洗練されてきているのではないかと感じつつ…。