Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 木を彫る楽しさ実感
    先週末は陶彫ランプシェードの照明配線をやっていたので、「構築〜解放〜」に手がつけられず、このところずっと木を彫っていませんでした。今日ようやく再開し、改めて木を彫る楽しさを実感したところです。土を練るのもそうですが、木を彫る行為は大昔から人間がやってきたことで、そのためか木を彫っていると素朴で健康的な精神状態になるように感じます。追われて山積みになった公務の仕事から解放されて、鑿の先を目で追いながら木の彫り跡を確かめていると気分がよくなります。人間はこうして偉大な森林から恵みを受けて、住居を立て集落を形成し様々な伝承を生み、木に細工を施したものと考えます。今自分がやっている木彫もそうした一貫した営みの中から生まれてきたもの、たとえば信仰の対象だったり、生活に彩を加えるモノだったりして、それが発展して芸術としてのポジションを与えられたのだと思っています。そんなことをあれこれ思いながら過ごした一日でした。
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    07年を締めくくる1ヶ月
    昨年のブログを見たら「師が走る12月」というタイトルがついていました。慌しい1ヶ月になりそうだと昨年も予感していて、その通りになっていました。きっと今年・今月もあっという間に過ぎていくんだろうなと思っています。さらに来年もそうかな…。確かなことは今年の公務の多さは昨年以上で、制作の方も木彫によるテーブル彫刻「構築〜解放〜」、365点による連作「RECORD」、陶彫によるランプシェードと昨年以上にバリエーションが増えています。よくやっているなと自分を褒めたいくらいですが、まだまだ完成している訳ではないので、今月も気を引き締めてやっていこうと思っています。全部計画したものをやり終えたら、自分を振り返ってみることにします。朝晩寒くなってきました。何とか健康に留意して今月を乗り切りたいと思います。                        Yutaka Aihara.com
    帰宅途中に思うこと
    昨日のブログには職場に向かう時の気持ちを書きました。今日は帰宅する時のことを書きます。帰宅拒否症でもない限り、帰宅する時の気分はとてもいいものです。一日の仕事を終え、とくに問題がなかった日は安堵感があります。家は休むところだと脳にすり込まれていて、家に帰ると何もできなくなってしまいます。家にも小さなアトリエがあって、小品なら制作できるのですが帰るとしばらくは何もしません。気を取り直して「RECORD」の仕上げやらブログやらをやり出すのは10時を過ぎてからです。ただ帰宅途中に創作のことを考えるのは、朝の通勤以上であって、これはきっと心が解放されている証拠だと感じます。表現派、幻想絵画、空間造形などなどが頭に去来し、イメージの虜になっていることがあります。せっかく浮かんだイメージも帰宅してぼんやり過ごすうちに忘れてしまうこともしばしばあります。また車で通勤していると浮かんだイメージをすぐに書き留められないデメリットもあります。 Yutaka Aihara.com
    通勤中に思うこと
    朝6時には車に乗って職場に向かっています。最近はすっかり寒くなり、周囲も暗くヘッドライトを点けて走っています。横浜市港南区あたりの環状2号線を走っている時に夜が白々明けてきて、車がやや渋滞気味になります。それでも屏風ヶ浦に着くのは6時半。このひと時が自分は結構好きで、ラジオを聴きながら今日一日をイメージします。公務のことだけでなく、「RECORD」の発想であったり、「構築〜解放〜」の工程であったりして、少しでも創作に関わる時間が持てないか思案しています。とりあえず職場に着いたら何をやろうか、仕事が始まる前の「ちょい創作」のことを考えながら車を走らせています。職場は8時をまわると忙しくなります。通勤時間から職場での仕事が始まらない前の時間が自分にとっては楽しい時間帯で、このわずかばかりの時間を有効に充実して過ごしたいといつも願っています。 Yutaka Aihara.com
    深夜のショッピング
    自宅に車が1台、それを自分が通勤に使っていて、しかも週末は作業場に行ってしまって家にいることがない、家内も週末は胡弓演奏が組まれて身動きがとれないとあって、日々の食料や雑貨に事欠くことがあります。そこで週に1回くらい深夜に駅前のオールナイト営業をしているスーパーマーケットに買出しに出かけます。11時を過ぎたというのに、帰りがけの会社員や素性のわからない人々が買い物をしています。自分たちも素性のわからない方に入るかもしれません。ずっと家に引きこもっていて、深夜に買い物にきたのかなと思われる人にも遭遇します。「引きこもり時間帯」と自分たちは命名していますが、何とも開放感のあるゆったりとした時間が流れているのです。いつもこんな時間帯に出かけるので、たまに夕方スーパーマーケットに行くとあまりにも人が多くて驚いてしまいます。            Yutaka Aihara.com