Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 6月の創作プラン
    6月になりました。職場にも慣れてきました。まず、今月の創作プランですが、RECORDの現在のシリーズに捺印する落款を作らねばなりません。1月から始まっている3年目のシリーズですが、まだ印を作っていないのです。半年過ぎてしまいましたが、今週末に彫ろうと思います。来月の個展に出品する「発掘〜赤壁〜」は初めのイメージでは4点連作を考えていました。これは雛型にしてイメージを残そうと思います。もし、まだ時間が許せば、以前から温めていた「発掘シリーズ」の壁体を、これも雛型で残せればと思っています。雛型は厚紙を使って作ります。これは結構手間がかかり、雛型は雛型なりの世界があるように思えます。いづれ雛型展をやってもいいかもしれません。というのは、実物が雛型と同じになるとは限りませんし、こんなイメージを考えているという具体的なプランが眼に見えるカタチで表せるので、雛型は大変重宝なのです。6月はRECORDに加えて雛型作りをやってみようと思っています。
    5月の終わりに…
    今日は雨が上がり、久しぶりに日が差しました。倉庫建設中の畑を見に行って、その足でボランティアで個展の搬出入等を手伝ってくれている美大生に会いに行きました。作業場ではよく一緒に作業をしていましたが、現在彼女は教育実習中です。いろいろ話を聞いて、自分もひと昔、いや、ふた昔前を思い出していました。この週末も次作品のイメージをメモしながら過ごしています。今日で5月が終わります。そろそろ作業がしたくなっています。次作品は壁状の作品を予定しています。RECORDは5月分まで終わりました。6月はどんなテーマのしようか考えています。創作活動はどんな状況であれ継続しています。何よりも継続が大事と思っています。       Yutaka Aihara.com
    個展が近づく足音
    例年開催している東京銀座での個展が近づいてきました。今年も7月20日から企画展としてギャラリーせいほうの予定に入れていただいています。今年で銀座での個展も4回目。少し今までの陶彫とは違う発展した作品を出品いたします。また今までと違うところは締め切り時間に追われていないところです。だいたい現段階で作品が出来上がっているというのは、お恥ずかしいながら初めてのことです。例年は週末になると、焦りつつ作業に没頭していました。今晩はずっと付き合いのあるカメラマンが自宅にやってきて、図録やポスターの打ち合わせを行いました。確実に個展が近づいている実感が湧いてきました。先日も日程確認のためギャラリーと連絡を取りました。毎年個展をコツコツ積み重ねることで、作品が広報され、またご批評をいただき、それによって自分の内面にも変化が生じるといいなと思っています。 Yutaka Aihara.com
    職場のメンタルヘルス
    今日は管理職研修があって、最近職場で増えている「うつ病」等による心の病の話が出ていました。確かにメンタルな部分で休職する人は自分の近くにもいました。自分も4月から新しい職場に人事異動があって、仕事尽くめの毎日です。「生真面目で…仕事を抱え込み…孤立傾向で…」と講師の方に言われると、日頃職場でメンタルな相談に乗っている管理職だって、いつ「うつ病」傾向になるかわかりません。自分を振り返ると恐ろしくなるところですが、自分には公務の他に創作活動があり、それで自分の精神のバランスを保っていると言えるのかもしれません。モノ作りをしている時は、すべてを忘れて打ち込んでしまうのです。それはそれで思いつめると厳しいものがありますが、少なくても公務のストレスは発散しています。そこで創作に対するストレスが発生しますが、公務に戻ると逆に創作ストレスは消えてしまいます。自分には互いのストレスを回避する方法があると考えてもいいのかもしれません。                            Yutaka Aihara.com
    「オブジェ焼き」を読む
    表題は八木一夫著「オブジェ焼き」(講談社)です。八木一夫は前衛陶芸家として知られ、用途を持たない陶による作品を作った草分け的な存在です。陶彫を表現方法に選んだ自分としては、八木一夫の「ザムザ氏の散歩」等の前衛陶芸は避けては通れない世界です。本書は著者が生前に上梓した「懐中の風景」と没後に出た「刻々の炎」から編集された文庫版です。京都の窯元に生まれた著者が、中国や朝鮮の陶磁器研究や若い頃からの交遊録等を通して、オブジェ焼きに到達するまでの過程を、時に軽妙洒脱、また辛辣な口調で語る内容からは、自分などは足元にも及ばない伝統の分厚さを感じさせるものがあります。轆轤を挽くこともままならない自分には、土の土たる所以を知らしめてくれた刺激的な一冊になりました。60年という短い人生の中で様々な試みをして、後世に表現の何たるかを伝えた八木一夫。自分には飄々とした雰囲気が伝わってきますが、果たしてどんな人だったのでしょうか。Yutaka Aihara.com