Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 恩師からの手紙
    横浜で文筆業をしている笠原実先生から、先日のグループ展に出品した「構築〜起源〜」の感想を手紙でいただきました。「構築〜起源〜を拝見させていただきました。いよいよ地上への始動がはじまりました。〜略〜 色彩の関係かもしれませんが、全体に豊潤で暖かく、作者の精神的な安定度の高まりを知らされました。〜略〜」という文面で大変嬉しく思いました。自分の作品をいつも前向きに捉えてくださっていて、笠原先生の感想には元気をいただいております。「豊潤」や「暖かさ」は自分の予知しないことで、作品がこんな情感を醸し出していることに改めて驚いています。確かに自分の作品は外に現れたカタチは抽象形態ではあるものの、イメージの底流には具象的なものがあって、それがこういう情感として出てくるのかもしれません。具象作品のような説明的な要素を持ち合わせない具象傾向の作品というのが、自分の作品には相応しいのかもしれないと感じるこの頃です。 Yutaka Aihara.com
    グループ展の搬出
    自分が作ったものにも関わらず自分ひとりでは搬入も搬出も出来ないというのが、「発掘」シリーズや「構築」シリーズの立体造形です。今日はグループ展の搬出日で、今回も知り合いの業者に梱包や運送をお願いしました。人の手を借りて、やっと作品の撤収が出来るのです。手伝いに来た家内も業者の手際よさに感謝していました。作品の部品を積んだトラックが倉庫に横付けされ、次々に部品が収納されていきました。次にこの作品が組み立てられるのは図録撮影の時と7月の銀座の個展の搬入日です。あと少なくても2回は梱包を解く機会があります。「ずい分展示に慣れたよね。」と家内と夕食をしながら話しましたが、いつも知り合いの業者やボランテイアの美大生に支えられて作品の発表が出来ることがとても幸せに思えてきます。こういう関係は大切にしたいとつくづく思ったひと時でした。           Yutaka Aihara.com
    一日2点のRECORD進まず…
    グループ展を開催している関係で、彫刻にばかり気をとられ、RECORDが進んでいません。凸形に面白みを感じなくなっているのか、それとも今まで幾何形体でやってきたことに限界を感じているのかよくわかりませんが、旧作をコピーしているような錯覚に陥ります。これはまずいなと思いつつ、凸形をじっくり見直してみることにしました。新シーズンに同時に入っているのもRECRDが進まない原因かもしれません。一日1点のみ集中してやってきたのが、2点になるとうまくいかなくなるのです。ともかく現シーズンの凸形に集中してやっていこうと心を決めました。自分は今まで一日のリズムが狂うことはありませんでしたが、ちょっと具合が悪くなっています。一日ひとつの発想が自分にとってちょうどいいのかもしれません。    Yutaka Aihara.com
    子どもの反応 大人の反応
    横浜市民ギャラリーでのグループ展のメリットは観客動員数の多さにあります。それは上の階で開催している児童生徒作品展に親子連れでたくさんの来場者があり、そのついでに私たちのグループ展を見ていただけるからです。とくに小さな子どもの反応は大変参考になります。「すごい」と言って走ってくる子どもを見ると、自分の作品が理屈抜きで楽しい証となり、ちょっと嬉しいような気分になります。子どもの反応は屈託がなく素直なので、こちらもそれを素直に受け取るようにしています。知人友人は自分に遠慮がちに感想を言われるので、作品批評をどう受け取るべきか思いを巡らせる必要があります。自分が受付に座っていると、見ず知らずの方は私の作品を「つくし」だの「チェス」だのと感想を述べていましたが、「これは何?」と言われると「さあ?」と自分も知らばくれて応えていました。「ご覧になられる方がお好きなように判断してください。」とも言いました。自分の作品は、先進的な現代彫刻ではないにしても、一般の人たちにどう受け取られているのかという生の声を聞く機会にはなりました。             Yutaka Aihara.com
    知人友人遠方より来たりて…
    展覧会出品者としての楽しみは、ご無沙汰している知人友人に会えることです。しかも遥々遠方より来ていただいて大変有難く思います。そういう方々の鑑賞眼を満足させるために、緊張感のある良質な作品を展示したいと常々思っていて、それが制作の原動力になっているのだと考えます。いい加減でどうでもよい作品なら、わざわざ来ていただくのは失礼だと自分は感じていて、展示する以上は自分の個人的な言い訳や理由など通用しないと思っています。何とか今回もギリギリまでやった作品を展示しているので、自分としては批評や鑑賞に耐えうると自負しています。一日市民ギャラリーにいるといろいろな方が来られて貴重なご意見をいただく機会があり、今後もそれらご意見ご感想を糧にしたいと思いました。               Yutaka Aihara.com