Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 仕事始めは油絵の具と共に…
    今日から制作再開です。昨年暮れに砂のマチエールを硬化剤で固めたところまでやっていたので、そこに油絵の具を染み込ませる仕事から取り掛かることにしました。家内と知り合いの美大生に助っ人を頼み、3人で一気に塗っていきました。油性のアイボリーブラックを油で溶かし、砂の上に刷毛で押さえ込むように塗るのです。固めた砂に絵の具が染み込んで、何ともいえない雰囲気になっていきます。新作「構築〜起源〜」は立ち上がる柱の下方をバーナーで炙って炭化させているので、その土台となる砂マチエールは黒にしようと決めていました。木々が蘇生していく状況を表現できたら意図するところは見に来ていただける方々に伝わるのではないかと思うのです。それぞれに文様のようなカタチを刻んで自分の世界観を表しました。これはなかなかコトバで表すのが難しいのですが、自分の深層心理の中に潜む得体の知れない何かが、新作を発想するたびに立ち現れてくるのです。とにかく今日から3週間後の搬入日に向って作業開始です。             Yutaka Aihara.com
    ウィーンを思い出すひと時
    昨晩、ウィーンフィルによるニューイヤーコンサートの中継をNHKが放映していました。ウィーン楽友協会ホールは自分にとって思い出の場所です。もうかれこれ20年以上も前になりますが、1980年から85年までの5年間ウィーンで暮らしていた記憶が甦るのです。当時自分は国立美術アカデミーに通っていた学生で、滅多に日本から仕送りが来なかったので、爪に火をともす生活を送っていました。日本の旅行会社から依頼されて、このコンサートのチケットを取るアルバイトをしていたこともありました。思い出すのは自分の滞欧中に1度だけ故カラヤンが指揮をしたことがあり、このチケットを取るのに大変な思いをしたことです。自分も立見席で演奏を聴きました。その時のカラヤンの横顔を今でも鮮明に思い出すことが出来ます。昨晩も趣向が凝らされた楽しい演奏で、久しぶりにウインナーワルツを堪能しました。そういえば大晦日はウィーン国立歌劇場でJ・シュトラウスのオペラ「こうもり」をこれもまた立見席で聴いていました。思い出せば思い出すほど今とはあまりにも違う生活環境に唖然としてしまいます。生活が苦しかったウィーン時代の方が文化的に充実した暮らしをしていたのだと改めて思う次第です。                             Yutaka Aihara.com
    2009年を迎えて
    2009年になりました。明けましておめでとうございます。3年ぶりに正月気分を取り戻しました。例年ブログに書いているように、今年の創作に関する抱負や目標を掲げてみたいと思います。今年も新作「構築〜起源〜」の制作続行、RECORDの次のシーズンに向けての制作続行があります。「構築〜起源〜」は今月末にある横浜市民ギャラリーでのグループ展に出品を予定していますが、間に合うかどうか微妙です。3月に群馬県高崎市で、博物館の協力を得て古代の遺品と並列展示する企画展があり、招待を受けています。これは事務局に既成の作品の資料を送ってあります。7月には例年行っている東京銀座のギャラリーせいほうでの個展があります。今年の個展は発掘シリーズと構築シリーズを並べて展示する予定です。個展に出品する発掘シリーズの新作は来月から準備に入ります。今年も多忙な年になることが予想されますが、日々充実した1年間にしたいと願っています。    Yutaka Aihara.com
    2008年HP・ブログのまとめ
    今日で2008年が終わります。今年を振り返ると、7月の個展の後に新作の制作に入りましたが、公務の研修が多くて例年より制作が捗らず、今も継続中です。平面作品のRECORDは2年目に入り、これも継続中です。陶彫作品はまだカタチにならず、来年早々に持ち越しです。と書いていくと、年の変わり目が制作の変わり目にはならず、夏の個展で一区切りつける按配だと思っています。ブログは毎日書きました。今年は今日で365回目の文章です。たいしたことは書いていないのですが、毎日つまらないことでも書いていくことで、自分が創作行為に少しでも関わっている自覚が生まれるのです。ブログは人に見せるというより、自分のメモとして残しておきたいと考えて書いていました。これも来年に継続です。ともかく来年に持ち越すことばかりの1年間でしたが、来年も無理をせず、焦らず休まずやっていこうと思います。ブログを読んでいただいている方々に、稚拙な文章でお恥ずかしい限りですが、また来年もよろしくお願いいたします。        Yutaka Aihara.com
    手作りの年賀状
    ここ2年の間に父と義母が相次いで他界したので、しばらく年賀状は作りませんでした。来年は何とか年賀状が出せそうなので、今日年賀状のデザインを考えて、久しぶりに年賀状を作りました。最近は写真をパソコンに取り込んで印刷した年賀状が増えてきていますが、自分は手作りに拘っています。写真の年賀状はなんだか個展の案内状のようで、プライベートな感じがしないのです。宛先はパソコンにある個展用名簿から印刷してしまいますが、少なくても図柄はこつこつ手で刷り上げています。白状すればアートを専門職とする見栄もあります。昼間は砂マチエールの作業に追われているのに、年賀状には手間暇惜しまずにやっています。年賀状は1年1回の挨拶として、なかなか良いものではないかと思っています。             Yutaka Aihara.com