2009.04.22 Wednesday
茨城県笠間に住む陶芸家からゴールデンウイーク中の陶炎祭開催のお知らせが送られてきました。今年の陶炎祭のパンフレットは墨で描かれた赤い線(というより面)が印象的なデザインでした。笠間に住む陶芸家の人たちは今年どんな作品を作っているのでしょうか。やはり気になって、混雑が予想されるゴールデンウイークに笠間に出かけてしまいます。恒例になっている友達との再会行事ですが、楽しみでなりません。いつもならとても静かな町が、この時ばかりは観光客で溢れます。車も渋滞するというのに、やはり友達や作品に出会いたい一心で、朝早くから陶炎祭の夜祭りを迎える深夜まで、そこにいてお喋りに興じます。今年は、いや今年も5月3日あたりに行こうかと思っています。
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2009.04.21 Tuesday
通勤電車に揺られながら読んでいるエッセイは、現代美術と文学を結びつけた刊行物に関するもので、興味が尽きません。書物は昔から大好きで、読書三昧の時期もありましたが、社会に出てからは読む時間が作れず、今は好きな美術関係の本ばかり漁って読んでいます。本は活字に溢れ、それを読むことによってイメージが構築され、様々な世界が立ち現れては消えていきます。本というイメージの閉じ込められた宝庫に溺れてしまいたいと何度思ったことか知れません。本そのものをイメージで造形化する試みはかなり以前からあって、これが本なのかオブジェなのか判断できないものが美術品として流通していたことも30年程前にはずいぶんあったようです。自分は当時美術を齧ったばかりの学生で、表現もままならず、それでも本のオブジェ化、またはオブジェの本への接近を興味をもって眺めていた記憶があります。こうした試みは一時で終わらないでほしいと願っている自分がいます。
2009.04.20 Monday
表題は画家加納光於と詩人大岡信の共作によるオブジェです。学生の頃、どこかの画廊か美術館で見たことがあります。いわゆるボックスアートですが書物としての意味もあるようで、解体すると細切れになった詩が現れるそうです。その詩は読むことも出来ないほど素材に取り込まれていて、なにか謎めいた面白さを感じます。今通勤電車の中で読んでいるエッセイに詳しい経緯が書かれていて、昔の記憶を呼び覚ましながら、再びこのオブジェに興味が出てきました。いろいろなものを寄せ集め、また素材から造形して、イメージを具現化した箱物はその収まっているモノをひとつずつ解明したい衝動に駆られます。じっと眺めているだけでは気持ちがおさまらなくなるかもしれません。自分もこうした作品に魅かれる一方で、「見せない」「閉じ込める」という行為に一体どのくらい意味を持つのか素朴に疑問を感じていた学生時代に戻されていくのを感じました。
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2009.04.19 Sunday
7月に予定している東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。今回は「発掘から構築へ」と副題をつけて行います。それに先がけて図録を準備します。今日はその打ち合わせがありました。細かな情報はまだこれからですが、先日撮影した「発掘〜赤壁〜」と「構築〜起源〜」の画像を見ながら、図録に採用する写真を決めました。レイアウトは自分自身でやっていますが、これも自分の作品だと思っています。ただカメラマンやアートディレクターの助言は大切に受け止めています。自分の要求と画像の加工技術の折り合いをつけながら話を進め、何とか今回もいいものが出来そうな手応えを感じました。自分にとってこの打ち合わせはとても楽しい時間です。自分が追い求めてきた世界が別のカタチになって、さらに鮮明に浮かび上がることに喜びを感じないわけがありません。アナログ(素材)とデジタル(画像)の両輪があって作品が完成すると考えてもよいと思います。
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2009.04.18 Saturday
新しい職場に慣れていないせいか週末になるとホッとしています。少し前のように時間に追われて作品を作ることはなく、ゆっくりとした時間の中で週末を過ごしています。自分は年間を通して週末に創作活動を行っているわけですが、この週末の過ごし方にも緩急があって、今は本当の意味で休息の時期なのです。とりあえず7月の東京銀座での個展に出品する作品がほぼ出来上がっているのが休める要因です。今日も歯の治療に出かけたり、近隣のスポーツクラブで水泳をして過ごしました。また家の掃除もしようかと思っていたりして、これは多分一般的な休日の過ごし方なのかもしれません。でもこうしたホッとするような週末は長く続かないことも承知しています。やりかけた作品はまだまだあります。これからやりたい作品もあります。近いうちにまた制作三昧の週末がやってきます。