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  • 一木にこめられた祈り 仏像展
    上野の国立博物館で開催している「一木にこめられた祈り 仏像」の展覧会を過日観に行きました。なかなか見応えのある内容で、心にどっしりと木彫による仏像の姿が刻まれてしまいました。最初の部屋は小さめの十一面観音菩薩が数多く展示され、その作りこんだ造形に魅了されました。次の部屋では大きめの像が多く、中でも中央にあった菩薩半跏像はバランスがよく、観ていて心地よさを感じました。鉈彫りの部屋では宝誌和尚の顔の表面が割れて中から十一面観音が現れる立像が楽しく、近未来的な発想に驚きました。円空や木喰も代表作が展示され充実した展覧会でした。古くは中国から渡った仏師が彫ったものであるにせよ絵画や彫刻といった西洋を源とする展覧会の中で、こうした日本古来の立体造形作品が高レベルな内容で観られるのは本当に素晴らしいことです。
    ザワークラウトの瓶詰め
    ザワークラウトはキャベツの酢漬けです。ヨーロッパで美味しいと思った料理のひとつです。ザワークラウトを小さく刻んだ肉と混ぜて煮込んだものが特に好きでした。よくスーパーマーケットで瓶詰めされたザワークラウトを買いました。日本ではなかなか売っていないので、今でもたまにザワークラウトが恋しくなります。大きめのソーセージの付け合せとしては絶妙です。酢は米酢ではなくてワインビネガーですが、最近ワインビネガーは日本でも手に入りやすくなったので、ザワークラウトを作ろうと思えば作れると思います。ただ、日本では新鮮な野菜がいつでも食べられるので、わざわざ保存用のザワークラウトを作ることないかとも思っています。
    ゲルムクヌーデル
    ウィーンの学生食堂で、中華あんまんを売っているのか?と誤解したのが、この「ゲルムクヌーデル」でした。訳すと「イーストの入ったダンゴ」。確かに中華あんまんに近いものでした。中味の餡は芥子の実が原料と思われるやや酸っぱめのもので、さらに白い蒸かしたまんじゅうの上から蜜がかかっていました。皿にのって出てきてナイフとフォークが添えられていました。不思議な食感でした。懐かしいと言っていいものやら。でも東洋を感じさせてくれると自分が勝手に思った菓子なので何回も味わいました。
    ウインナーシュニッツエル
    日本で言うトンカツに近い料理ですが、牛肉をたたいて平たくして、パン粉をつけてラードで揚げるところがトンカツとはまるで違います。カロリーは日本のトンカツ定食とは比べものにならないくらい高いと思います。しかも平たくしているので草鞋のように大きな面積をもっていました。千切りしたキャベツもなく、皿に「シュニッツエル」だけがドンとのって出てきた時は、そのストレートさに驚いてしまいました。サラダは小さな別皿に酢漬けの野菜が少々といったところで栄養バランスを欠いた料理でしたが、自分には何とも言えない満足感がありました。当時ウィーンのマリアヒルファー通りにあったデパート(名前は忘れました)の裏通りにあった「シュミット」というレストランの「シュニッツエル」は大きくて評判でした。何度も行って胃袋を満たしました。
    レバーケーゼ ミット センメル
    ウィーンの青果市場(ナッシュマルクト)に売っている食べ物でペースト状にしたレバー肉を焼いて小さなパンに挟んだ「レバーケーゼ ミット センメル」が美味しくて、買い物に行ったついでによく食べました。レバーと言えどレバー臭さがなくて、厚切りの軽いハムのような感じでした。しかも安くて量もたっぷりというのが気に入っていた理由でした。「センメル」と言うのは拳大のパンで外側が固くて香ばしく、上に縦横の切れ目が入っていました。ドイツでは同じパンを「ブロッツヒェン」と言っていました。ほんの2、3口で食べられてしまうし、塩分がきいていて、そのままでも美味しかったので、なかなか重宝なパンでした。