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  • 夜間制作が儘ならない日
    今日は窯入れをしているため、電力の関係で照明等が使えず、夜間に工房へは行けません。工房の電気の基本料金を家庭並みにしているため、こんな事態になっているのです。自分は陶芸家ではないため窯の使用が限られた時期に集中します。そのため基本料金を見直すことは考えていません。今年だけは特別で、90個以上の陶彫部品を焼成することは今までになかったことです。来年のイメージは木彫が復活するので、今年のように窯入れによって他の作業が影響されることはないと思っています。夜間制作が儘ならないとなると週末の土曜日に頑張るしかありません。日曜日は図録撮影があり、ここがゴールと何度も自分に言い聞かせています。もっとも焼成が全て成功することが念頭にあって、失敗したら万事休すになります。こんな綱渡りのような制作工程は今回だけで十分だとつくづく思います。
    ウィークデイ夜間制作
    いよいよ迫ってきた図録の撮影日ですが、新作の完成が間に合うかどうかの瀬戸際です。もしものことを考えて、図録の頁の割り振りを決めています。カメラマンの都合もあるので、11日(日)で撮影が終わるように企画を立てています。ゴールデンウィークが終わって今日から通常の勤務に戻りましたが、夜になって工房に行きました。窯出しと窯入れをするためです。それに伴い焼成が終わった陶彫部品の新たな組み合わせを考えました。最後の最後まで余裕のない制作が続いています。また今日の午後は横浜市公務員の出張にあたっていた日で、同じ専門家グループによる総会がありました。夜も会合が続き、自宅に戻ったのは夜10時近くになりました。それから工房に出かけ、11時過ぎに作業を終えました。二束の草鞋生活のつらいところです。それにしても新作「発掘~層塔~」は本当に手間がかかる作品です。きっと撮影の後も鑑賞者に見えない部分で作業をしなければならず、いつになったら完成するのか見当がつきません。梱包を考えると気が遠くなります。まずは11日完成を目標に頑張りたいと思っています。
    連休最終日 塗装継続
    今日でゴールデンウィークが終わります。後輩の結婚式に招かれた日以外は、全て新作の作業に時間を費やしました。細かい作業は永久に終わらない印象をもちました。先日来「発掘~層塔~」の円錐状に組んだ厚板に塗装を施していて、陶彫部品と色味が合うように霧吹きぼかしをやっています。そこは陶彫部品を接合すると隠れて見えなくなる箇所もありますが、見えなくても作り込んでいくのが自分の造形観なので、真摯に向かい合って作業をしています。表面だけのディスプレィと造形作品の違いはそこにあります。つまり、人に一瞥されるだけでなく、じっくり鑑賞され、また造形作品は思考の対象とされる要素を持っているので、自らの哲学に忠実であらんとしているのです。そう考えると単純な作業も創造的行為の一部であって、決して退屈なものではありません。今日は朝から夕方まで厚板の塗装作業に追われました。4連休は当初の目標どおり制作をやれるだけやったと振り返っていますが、「発掘~層塔~」の完成には至っていません。残りはウィークディの夜間制作になります。ただ、来週は管理職としての夜の会合も多く、どのくらい夜の時間が確保できるのか定かではありません。それでも何とか時間をやり繰りしたいと思っています。
    連休3日目 後輩の結婚式
    今日は後輩にあたる人の結婚式に招かれました。私は新婦との関わりがあって式に参列しました。彼女は国語科の教員ですが、ずっと油絵を描いていて、なかなか優れた力量をもっています。画家を目指してもよいと思うくらいの具象絵画を描いています。結婚式は赤坂氷川神社で行われ、新婦は文金高島田が良く似合っていました。こうした古式豊かなところで結婚式を挙げようと思い立ったのは、きっと新婦の言い出したことではないかと思いました。彼女にはホンモノ志向があって、油絵を描くにあたり、ルネサンス美術を研究するためイタリアに出かけたくらいのツワモノなのです。招待客に対し最大の配慮をして、私たちを快い気分にさせてくれたのも彼女の成せる業でした。その彼女を支えようとする新郎もなかなかの人ではないかと思いました。相原工房には彼女の描きかけの油絵が沢山置いてあります。何とか完成させて欲しいと思っています。そんなことで今日は後輩の結婚式参列のため工房には行けませんでした。もっとも昨晩窯入れをしたので、工房に行っても作業はできず、制作は明日に勝負をかけるしかありません。
    連休2日目 印貼りと塗装
    朝8時から夜9時まで作業をしました。昨日から継続的に行っているのは創作的なものではなく、展示に必要な作業なので今日も右往左往して一日が終わってしまったように感じます。たとえば午前中は昨晩彫り上げた印を押すための和紙をカットしていました。数枚の大きな和紙をカットして200枚近い紙を作りました。紙の一枚一枚に押印して番号をふりました。これだけで午前中いっぱい時間がかかりました。午後は「発掘~増殖~」の陶彫部品全部を野外工房に持ち出して水洗いをしました。今日は好天で温度も高かったので、作品はすぐに乾燥しました。作品の裏側に番号つきの和紙を貼りました。シリコンで修整も行いました。気づくと夕方になっていて、家内と夕飯をするために外へ出ました。自宅に帰って再び工房へ行きました。そこで「発掘~層塔~」の厚板の塗装を行いました。油性塗料を使用したため周囲にシンナー臭が立ち込めて具合が悪くなりそうでした。夜7時から9時までで塗装は止めにしました。最後に窯入れをして工房を後にしました。こうして日記風に書いていくと、あれこれ作業をやっていて休みなく動いている自分が見えてきます。取り留めのない仕事に追われて一日があっという間に過ぎていきます。焦りはありますが、塗料を乾かしたり、窯入れしたりして、時間的にどうしようもない工程があるので、これは仕方がないと割り切ることにしました。明日は後輩の結婚式があって工房を休みます。