Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 連休初日 接合と印の作成
    4連休が始まりました。工房には若いスタッフが加わりました。私の作品を手伝うのではなく学校の課題制作をするため工房にやってきたのです。場合によっては手伝ってくれることがあるので、若いスタッフに関してはこれで良しとしています。私の作業はあれこれと多忙を極めました。「発掘~層塔~」は円錐状の厚板を15ブロックに分けています。その一つひとつに6個ないしは7個の陶彫部品が接合されます。陶彫部品の組み合わせは初めから決まっているわけではなく、組み合わせを考えながらその場で決めていきます。その方が意外性があって面白いのです。今日は9ブロックの組み合わせを決めて、接合のための穴あけを行いました。陶彫部品にはそれぞれ2つの穴をあけています。そこをボルトナットで留めていくのです。厚板やボルトナットの塗装は後日になりました。朝から夕方まで作業をして、夜は自宅で「発掘~層塔~」「発掘~増殖~」のそれぞれの陶彫部品に貼り付ける印を彫りました。これは和紙に押印して番号をつけます。その和紙を作品の裏側と厚板に貼って、集合体を分解しても同じ位置に部品が接合出来るようにしているのです。そうしたちょっとした工夫も、数量の多い今回の作品は時間がかかって大変です。明日も継続です。
    4連休前日に思うこと
    ゴールデンウィーク4連休を前にして連休中の制作の目標を考えようと思います。「発掘~層塔~」は焼成を可能な限り続けます。窯入れしてしまうと翌日は電力の関係で照明等が使えません。そのため3日と4日は窯入れをしないで、陶彫部品が設置される厚板の塗装に明け暮れたいと思っています。4日夕方に窯入れをします。5日は後輩の結婚式があって工房での作業を休むため、この日だけは照明等が使えなくてもよいのです。6日は厚板の塗装作業に戻ります。塗装はただ塗るだけではなしに、円錐部分を分解した時に組み合わされる厚板同士が分かるような工夫をします。集合彫刻はギャラリーまでの運搬や搬入搬出の効率化を考慮して作っています。そういう意味で言えば連休を通して創作的な制作はなく、図録撮影や搬入のために行う作業に他なりませんが、これなくては彫刻が成り立たない大切な作業なのです。RECORDの梃入れも行います。4連休は体力が続く限り頑張りたいと思っています。
    現行と次作がスイッチする5月
    創作活動には大変好ましい季節になりました。工房にストーブも扇風機も必要としない5月は、現行の制作と来年に向けた制作が入れ替わる快い季節です。図録の撮影をする今月11日が今年7月に個展に出品する作品の完成予定日です。今年はきちんと完成するかどうかわかりませんが、目指すところは現行の作品のゴールであることに間違いありません。現行の作品に最後のスパイスを効かせ、最終的な質を高めるのは今月しかありません。同時に次作へ向けて走り出すのも今月です。次作のイメージはかなり前に固まっています。作品を質量ともに高めること、自分にワンランク上の課題を課すこと、それは決してつらいものではなく楽しみを伴うものです。先月転勤があって慣れない職場で落ち着かない日々を過ごしました。制作は陶彫部品の多さに辟易し、ここ数年にない焦りがありました。それは今も続いていて、RECORDに影響が出ています。今月はRECORDの梃入れを図ろうと思います。苦しい時ほど何とかその局面を打開してきた自負が自分にはあります。今月も頑張ろうと思います。
    14‘図録のレイアウト
    毎年7月にある個展で図録を用意しています。図録はカメラマンが新作を撮影し、そのデジタル画像をもとに制作しています。このホームページと同じで、図録はもうひとつの造形世界を構築しています。自分の作品が集合彫刻であり、設置に時間がかかり、個展でしか立体作品が見せられないことが、図録制作の契機になっています。図録を見れば立体作品の雰囲気を容易に掴むことができるからです。図録の大切さはそんなところにあります。もうひとつは図録はデジタル画像なので、遊びの要素も多く入れられます。野外で撮影すると外光や空気、樹木や水面に作品が映えて効果的です。今回の図録にも今までにない遊びの要素を入れようと考えています。それは作業場のクローズアップ部分をカメラマンに撮影してもらおうという意図です。窯入れのワンシーンや土錬機や道具の数々を散在して撮影し、図録に盛り込みたいと考えています。今日はそんなことを加味して図録全体のレイアウトを考えました。
    「発掘~層塔~」接合作業
    今日は「昭和の日」で休日のため、朝から制作三昧になりました。「発掘~層塔~」の陶彫部品の接合に120個のボルトナットが必要で、店にある在庫を全部買い占めて、ようやく120個を揃えることが出来ました。そのうちボルトの長さが足りないモノが10数個あり、今日は別の店に買いに走りました。何とかボルトナットは調達できて良かったと思いました。陶彫部品が全て焼成出来ていないのが厳しいところですが、とりあえず接合できる陶彫部品を厚板に取り付けてみました。厚板やボルトナットの塗装はまだこれからなので、部分の完成までは至らなかったのですが、完成の雰囲気を感じ取ることはできました。残りは塗装と焼成のみで、後半の連休に勝負を賭けます。90個以上の陶彫部品に番号を振らねばならず、これは旧作でお馴染みになった和紙に押印して番号をつけ、一つひとつの部品の裏に貼り付けていこうと思います。印は新たに彫って作ります。まだまだ細かい作業は続きます。明日から3日間公務があって、その後再び作業に打ち込みます。