Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 猫の手も借りたい
    職場では年度末の多忙な仕事に追われています。捨てずに残しておいた書類でも一気にシュレッダーにかけて机上や棚の整理をしています。同時に送信や送付をしなければならない書類も数々あり、仕分けに一苦労です。誰も彼もが整理をやっているので、今の職場はゴミの山です。パソコンのデータも整理をしています。業者の名刺も捨てるものと残すものに分けました。猫の手も借りたいと言うのはこのことを言うのでしょうか。自宅に帰れば本物の猫が私に絡んできます。猫のトラ吉は私にパンチを食らわせたりするのです。そんな猫の手を借りなければならない例えは、究極の多忙感を表しているのでしょう。今の自分の状況がそれです。でもトラ吉は気儘な極楽トンボなので、私の胸のうちなど理解できるはずもありません。猫パンチが私の気分転換になる程度です。
    仕事と制作に没頭した日
    職場では朝から年度末の会計監査。最終資料を確認するため、始発のバスに乗って6時過ぎに職場に着きました。パソコンで何度も書類データを確認しました。午前中は会計のことで右往左往して、あっという間に時間が過ぎました。監査が終わって一休みする間もなく次の業務へ。午後2時過ぎに疲労が増してきたので、今日は早めに引き上げました。いまだ仕事山積。でも身体を壊してはならないので3時過ぎに帰宅しましたが、自宅ではRECORDのことが気にかかって、結局工房に出かけてRECORDの彩色を行いました。身体に鞭を打つというコトバがこれほど身にしみた日はありません。早朝から日が暮れるまで気持ちを張り詰めていました。何かに没頭できるのは幸せなことですが、巻ききったゼンマイをいつか戻さなくてはならないと思います。ぐったりと休める日をどこかで設定したいと思います。
    車を修理に出した日
    先日、自宅の近くの細い道で対向車を避けるためバックした折、雑木林の立ち木に車の後方横をぶつけてしまいました。ミツオカ・ビュートはとても気に入っている車で、後方が凹んでしまった車体を見るたびに残念で仕方がありませんでした。今日は職場を早めに切り上げて、日産ディーラーに車を持っていきました。修理にかかる費用や日数を覚悟して、もと通りになる日を楽しみに待つことにしました。自分は一度はどこかで車をぶつけてしまうようで、前に乗っていたクライスラー・PTクルーザーもそういうことがありました。仕事に疲れている時に事故に会います。今回は来年度の人事構成で頭がいっぱいになっていた日でした。夜になって疲労を抱えながらぼんやり運転していた時に事故が起こりました。幸い相手の車や人を巻き込まなかったことが救いです。普段は公共交通機関を使って通勤しているので、車がなくても大丈夫ですが、やはり不便を感じる時もあります。日頃の無理がどこかに出てくるのかもしれないとつくづく思いました。
    週末 砂マチエール終わらず…
    今日は朝から工房に篭って砂マチエールの作業をやっていました。前回からの継続で、今日こそ砂マチエールを終わらせると思っていましたが、なかなかどうして手間がかかり、来週末に持ち越しになりました。来週末は月末と月初めを跨ぐことになり、制作工程の遅れが心配です。砂に染み込ませる油絵の具が乾くのに数週間かかることを考えれば、来月始めには油絵の具での塗装工程に入らねばなりません。年度末の時期ゆえに週末以外には時間がとれず、完成までは綱渡りのような状態が続きます。今年は厳しいなぁと思ったところで、例年厳しい状態を潜り抜けてきたので、これは慣れています。疲労が蓄積しないように気をつけようと思います。毎年こんな思いをして作品を作っているのかと改めて思い起こし、二束の草鞋を履く生活の逃れようのない多忙感と疲労感に襲われている今の自分がいます。
    架空都市を作る
    自分の作品は古代遺跡からイメージを導き出すことが多く、ちょうど都市の雛型のようなフォルムになります。インカ帝国のマチュピチュに関する展覧会が東京上野で開催されていて、それを見たことが契機になって、自分の20代の記憶と混ざり合い、次作のイメージがぼんやりと出てきました。現在制作中の「発掘~混在~」や、これから実際に作っていく「発掘~場~」のさらに向こうに位置する作品は、木彫された内部に陶彫部品が組み込まれるものです。木彫は大地を表し、陶彫が都市を形成する作品は、現在進行している作品と何ら技法的には変わるものではありません。でも自分の中では現在のものより発展した作品になっています。作品を作る傍から次なるイメージがいくつも同時に湧き出てくるのは決して珍しいことではありません。架空都市を作ることで自分の作品は一貫したテーマをもっていますが、何か刺激があってイメージが具体化することは歓迎です。最近は海外にも行かず、自分は若い頃の記憶と足を運んだ展覧会でイメージを捻り出しています。今のところそれでも良しとしていますが、いずれ近い将来に遺跡を訪ね歩く旅をしたいと切望しています。