2011.05.28 Saturday
今日は制作三昧の一日でした。横浜が梅雨入りして朝から雨が降っていました。工房の周囲は亡父の残した植木畑なので、この時季はさまざまな花が咲き誇っています。ひときわアジサイが美しくこの時季らしい風物です。立ち木の下に雑草がかなり増えてきました。しばらく放っておくと歩く道が雑草でわからなくなります。自分は時間がないので、知り合いに頼んで草刈をしていただくことになりますが、今草を刈ると今年中にもう一回草刈をやることになり、1年一回の予算を立てている関係で今はじっと我慢です。作業は新作の板材加工で先週と変わりません。ボランティアの子が同じ美大出身の友達を連れてきて、平面作品の共同制作を始めていました。どうやら2人展を企画していて来年に向けて準備をしているようです。若い世代の子たちに工房を使ってもらうことは、雰囲気に活気が出て歓迎です。明日も芸術家の卵たちがやってきます。自分も頑張らねばと思っているところです。
2011.05.27 Friday
ホームページをアップしてから、ほとんど毎日書いているNOTE。よく話題が尽きないねと人から言われたこともありましたが、昼間は公務員として仕事をしている自分が、彫刻家になれるひと時と思ってNOTEを書いているので、話題には事欠きません。ただ、さすがに彫刻のことばかり書いてはいられないので、昼間の仕事のことやら普段読んでいる本のことやら親戚や身近な人のことも書いてしまいます。今までで1800通。今日は1801通目になりますが、カウントが提示されるので、あぁこんなに書いているんだと思うばかりです。毎日の積み重ねは凄いものです。RECORDはカウントを止めてしまったので、現在何点目なのか厳密にはわかりません。計算も億劫でやっていません。1200点を超えたかなという感覚だけです。これも毎日の積み重ねがあるので、蓄積された表現だけでも夥しい数になります。NOTEもRECORDも振り返ることなく、遠い先のことまで考えることなく、ひたすら足元を見てやってきました。これからも継続の力を信じてやっていこうと思います。
2011.05.26 Thursday
美術館に行って美術作品をいくら鑑賞しても、自己表現に結びつきません。批評はできても創作はできないのです。どんなに自分の感性を刺激するものがそこにあったとしても、それを自己表現に置き換えることは困難です。現在自己表現を行っている過程にあれば話は別ですが、他者の作品の受容だけでは自分の作品を作れるものではありません。毎日1点ずつ作品化しているRECORDは常に発表のためのトレーニングをしているので、イメージは比較的容易に捉えることが可能です。週末にやっている彫刻も制作スパンが長いだけで、基本はRECORDと同じです。ホームページにアップする際にオマケのように添えるコトバは、そういう意味で厳しいものがあります。詩を読むことが自分の詩的イメージの構築に結びつかないので、自分にとってコトバの発表は容易ではありません。コトバもRECORDのように毎日作っていればいいのでしょうが、どうも言語は自分には構えがあってカタチや色彩のように気楽にはいかないのです。
2011.05.25 Wednesday
図録の打ち合わせにカメラマンが自宅に来ました。自分は公務員なので打ち合わせ時間は常に夜になってしまいます。図録の細かなところを打ち合わせをして今年の見せ場を作りました。今年は何と言っても野外で「構築~解放~」を撮影したことです。青空、新緑、眩い光、くっきりとした陰影等々野外撮影の魅力に溢れた画像が出来た時は、正直言って胸がワクワクする喜びに包まれました。野外には色彩が充満しています。彫刻の素材感が引き立つ場所です。図録の1ページ目を飾る画像ですが、これをDMにも使うことにしました。「陶紋」という小品も野外で撮影しました。これは砂利の上に置いた小品7つを撮影したもので、自然の中に存在する幾何形体が面白い味を出しています。野外撮影には、こちらの考える以上の効果があると思いました。それならば今後作品をさまざまな景色の中で撮影できたらいいなぁとカメラマンと話をして打ち合わせを終わりました。野外撮影の発想は膨らむばかりです。
2011.05.24 Tuesday
図録の細かなところをチェックするために、仕事を早めに終えて工房へ…と朝から考えていましたが、今日も仕事がなかなか終わらず、結局午後9時を回ってから工房に行きました。夜の工房は物音ひとつせず、明かりに照らされた作品が浮き彫りのようになって、それはそれで独特な雰囲気を醸しだしていました。そこで作品のサイズを測ったり、図録校正刷を見比べたりして時間を過ごしました。今の時季は制作するのにはちょうどよい気温で時間的な余裕があれば、ずっとこのまま作業をやっていたい誘惑に駆られます。ついでにRECORDの彩色を行って工房を後にしました。毎日もう少し早く退勤できれば、仕事帰りに工房に寄れるのに…と思いつつ、毎日充実した一日を過ごしている有難さを感じています。