Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

  • Tag cloud

  • Archives

  • 新しい作業場の構想
    建築会社の人と会うたびに、新しい作業場の建設構想が頭に浮かびます。それは亡父から相続した僅かな土地に倉庫を建てる計画です。作品の収納庫としての役割が大きいのですが、そこで制作ができればいいなと考えています。住居空間ではないので許可申請がどの程度必要なのか見当がつきません。現在の作業場は万力がついた作業台があるだけの簡素な場所ですが、それでも今日を含め毎週末はそこで木彫をやっています。鑿を木槌で叩く音ばかりではなく、電動工具も使用することがあるので、近隣に住宅があると騒音で迷惑をかける心配があって、作業場の場所選びには気を使います。そういう意味では亡父の残してくれた土地は植木畑なので作業場には最適と言えます。いつできるものやらわかりませんが、何とかしなければなりません。作品は貯まるばかりで、母がいる実家の車庫や物置にも陶彫が積んである始末です。夜、陶彫成形や仕上げをやっているアトリエは手狭で、工具だけでも倉庫に保管できればと考えています。                Yutaka Aihara.com
    11月の制作目標
    11月になりました。いよいよ寒くなって朝の起床がつらくなっています。今月の制作目標は現在取り組んでいる「構築〜起源〜」の柱をすべて彫り上げることです。あと30本程度彫らなければならないので厳しいスケジュールです。出来れば今月中に仕上げもしたいと考えています。柱の下半分をバーナーで炙って炭化させる予定です。上半分は彫りを整えていこうと思います。今日を含め週末はすべて木彫一本。夜は陶彫に励む予定です。そんな中でRECORDをどのように組み込んでいくか、公務も相変わらず多忙になる今月は時間の有効利用が決め手になりそうです。いつもいつも追われるように制作している状況ですが、かえって忙しい方が仕事が捗るように感じます。今月も体調を崩さないようにやっていこうと思います。
    フェルメールの物語画
    先日行った東京都立美術館で観たフェルメールの絵画のうち印象に残ったのは初期の絵画でした。比較的小さめの風俗画で知られるフェルメールは、初期の頃には宗教を題材にした大きめの物語画を描いているという意外な面がわかりました。「マルタとマリアの家のキリスト」は一見するとフェルメールに見えない雰囲気を持っていますが、よくよく見るとその光や人物の捉え方がやはりフェルメールであると言えます。イタリア的な雰囲気の絵画は、フェルメールの修行時代であったのでしょうか。それでも宗教的な題材にも関わらず、キリストを取り巻く家族の像のような親しみやすさが表れていて、その後の日常を描いた有名なフェルメールの絵画に通じるものがあると思いました。                            Yutaka Aihara.com
    上野の「フェルメール展」へ
    ウイークデーというのに都立美術館は大変な混みようで、人と人のすき間から名画を鑑賞する状況でした。フェルメールは日本人好みの画家なのでしょうか。先頃「牛乳をそそぐ女」が国立新美術館に来た時も人混みの中で鑑賞した記憶があります。自分もフェルメールは大好きなので、他人のことはどうこう言えませんが、先日「運河沿いのフェルメールの家」という小説を読んだばかりで、その本の中にデ・ホーホがフェルメールの良きライバルとして登場しています。そのデ・ホーホの絵も今回の展覧会に含まれているというので、これは見なくてはならないと思ったわけです。デルフトはまだ行ったことがありませんが、小さいながらも美しい佇まいの街という印象を持ちました。この上野の「フェルメール展」は世界に30数点しかないフェルメールの作品が7点もあったことが驚きでした。
    職場の研修旅行
    たしか昨年もこんな研修旅行のことをブログに書いた記憶があります。昨年も同じような時期であったように思います。自分が組織の一員として仕事をしている以上、自分は職場の親睦には進んで参加するようにしています。お互い気心を知ることが仕事をする上で、いい結果を生み出すからです。毎年4月に新しい仲間が転勤してきます。そういう人たちともうまくやっていきたいと常日頃から考えています。今回は一泊で三浦半島油壺に出かけてきました。現在の職場は穏やかな人たちが多くて、旅行もゆったりとマイペースで楽しむことができます。1年に1回くらいはこんな機会があってもいいかなと思いつつ仕事を離れ、創作活動からも離れてぼんやりした時間を過ごしました。                              Yutaka Aihara.com