Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 09‘RECORD3月・4月アップ
    現在、昨年のRECORDを自分のホームページにアップしています。今回は3月分と4月分をアップしました。この頃はパターン化した画面構成をベースに造形をしていました。いつもホームページにアップする際、最後にコトバを入れますが、これが自分にとってなかなか困難で時間がかかってしまうのです。このシーズンの画像とコトバの関連はまるでありません。画面は季節感の無い抽象表現、コトバは思いつくまま身近で感じたことの羅列。慣れてやや緩慢な絵画に稚拙な詩をコラボレーションして、ホームページにアップするのは甚だお恥ずかしいことですが、自分が好きというだけでやってしまっているのです。詩はどうしたら生まれるのか、コトバを絵画や彫刻のように気楽に扱えない自分が、戸惑いながらコトバを連ねていく作業はようやく始まったばかりなんだと自分に言い聞かせて、毎回ホームページ用のコトバを選んでいるのです。なお、自分のホームページには文章の最後にあるアドレスをクリックしていただけると入れます。さらにホームページの表紙にあるRECORDをクリックすれば今回アップした3月分と4月分に辿り着けます。ご高覧いただければ幸いです。Yutaka Aihara.com
    週末 土練りの継続
    今日は職場関係のことで昼3時間ほど外に出る仕事があって、ずっと工房にいることができませんでしたが、それでも夕方にかけて昨日の土練りの続きをやりました。ボランティアの子が手伝ってくれたので、土練りはスムーズに進みました。この土練りが一番体力を消耗する工程です。来週末は工房で作業ができない用事が入っているので、今日タタラを作ることはやめました。これから2週間は陶彫の制作ができません。その分昨日作った大きな陶彫ピラミッドが少しずつ乾燥していくのを待つことができます。以前作ってビニール梱包から外してある陶彫土台8体は、既に乾燥が始まっていて、そろそろ表面を処理して窯入れの準備をしようかと思っています。新作が着実に進んでいるように思いますが、未だ窯入れをしていないので、まだ何もやっていないのと同じです。陶彫は窯から出すまではわからないのです。新作の最初の作品を窯で焼成しない限りは心配でなりません。
    週末 四角錘加飾と土練り
    先日成形した大きな四角錘(ピラミッド)の加飾を行いました。この作業が造形として一番面白い作業で、作品のイメージを確かめながら仕上げていきます。彫り込みを入れたり、穴を開けたりして、作品化していくのです。今日は秋晴れの一日で気候もちょうど良く、制作には最適でした。加飾を一応終えて、作品には再度ビニールをかけておきました。完成というのにはまだ気がおさまらず、さらにやることがあるような気がしています。完成と思える時は、何となくわかるもので、変な言い方ですが、天から何か降りてくる気配があるのです。本当に変で不思議なことですが、これは良しと思える瞬間が上からやってくる感じです。午後は土練りの続きをやりました。大きなピラミッドをまだ作るとすれば、多量の陶土を準備しておかないとならないからで、1点作ったら、その次の分の土練りを行うという工程でやることにしました。ほぼ80キロ分の土を土錬機で掛け合わせました。明日も継続です。
    工房にいる蜘蛛
    昨日ブログに書いた甲虫の姿態に絡めて、以前から自分が抱いているイメージがあります。工房ではよく蜘蛛を見かけます。彼らは工房の隅に蜘蛛の巣を張って、小さな虫を捕らえています。周囲が畑なので、工房内に入り込む小さな虫はいるようですが、コンクリート床に外壁だけの倉庫建築で、食物も置いていない環境ではゴキブリもいません。おまけに丘の上に建っていて風が強く吹くせいか夏場は蚊もいません。夏の暑さ、冬の寒さは厳しいものがありますが、蜘蛛だけは生命力が強いらしく、しっかり棲息しています。当然、蜘蛛はよく観察しています。蜘蛛はバランスの取れたカタチをしていて、フランスの「ラ・マシン」が巨大蜘蛛を作ったのには妙に納得してしまいます。身近なところで、蜘蛛を陶彫のイメージに取り込んでみたらどうだろうかと思っています。地を這うカタチに興味関心があるところなので、近いうちに作品化したいと考えています。
    甲虫類のような立体造形
    陶彫による立体作品が昆虫、なかでも甲虫類の雰囲気がすると、個展に来ていただいた人から指摘されたことがあります。昨年発表した「発掘~赤壁~」や今年の「構築~瓦礫~」の曲面を多用した作品に、そうした生物的なイメージが見て取れるのだと思います。自分としては歓迎すべき感想で、非対象形態に生物的な動きを感じていただけたことは、大変嬉しいことです。もちろん昆虫を作っているわけではなく、動的なカタチを意図していることもありません。連なる曲面がそうした連想を生むのでしょう。この感想を聞いて、自分の中に昆虫の動きに注目してみようという意欲が沸き起こり、あえて甲虫類に近づいて、自然界の完成された美を堪能したいと思ったことも確かです。昨年の横浜開港150周年記念事業でフランスの「ラ・マシン」が上陸し、巨大な蜘蛛の立体造形が話題を呼びました。その節足の美しさ、形態の不思議さに感動を覚えました。自分の彫刻はやはり今後も非対象でいく計画なのですが、何とも形容のつかない甲虫類のような立体造形にしてみるのも楽しいかなと思うようになりました。