2010.07.21 Wednesday
表題の恩師と言うのは、度々ブログに書いている彫刻家池田先生のことではありません。もっと昔の恩師で、自分が中学校1年生の時の担任だった人です。美術科教諭だった彼女は、自分の泥臭い水彩画を褒めてくれました。何もわからない自分たちに授業の中で美術の心を語ってくれていたのを今でも思い出します。中学校を出てから、ひょんなことで造園業だった亡父と一緒に恩師宅の庭の手入れに伺ったことがありました。それでずっと自分のことを覚えてくださっていたのかもしれません。手紙では造園で伺った時に自分が話した海外留学のことが書かれていて、それを心に留めていてくださっていたこと、また自分が横浜市に就職して現在管理職になっていることも知っていて、風の便りがそんなところまで届いていることに驚きを隠せません。ただ、今の自分は彫刻家との二束の草鞋の生活をしていることは知らないらしく、手紙の返事を書く際に現在開催中の個展の図録を送ってみようと思っています。恩師は今90歳だそうで、いつまでもお変わりなく達者でいられることを願ってやみません。
2010.07.20 Tuesday
今日は、というより今日から週末まで東京銀座で開催している個展のことを思いながら職場に出勤しています。今日はどんな人が訪ねているのだろうとあれこれ考えながら過ごしましたが、仕事が始まると個展への思いは吹っ飛んでしまうのです。家内がギャラリーに行った時も既に知人が来ていたらしく、ギャラリーの空間でお茶をしたようです。毎年呉服店の御主人は大きなランの花を贈ってくださっていて感謝に耐えませんが、それよりどうか気を使わないで気軽に訪ねていただければと思います。来ていただくだけでこの上ない満足感があります。今日の都心の気温は大変なもので、風が熱風のようだったと家内が言っていました。新橋駅から歩く間でも、コンクリートの道が揺らいで見えるほど夏の暑さを感じる陽気です。銀座の真ん中で熱射病にならないように水分等補給していただいて、エアコンの効いたギャラリーにぜひお立ち寄りください。
2010.07.19 Monday
東京銀座のギャラリーせいほうでの個展も5回目となりました。今日はオープニングでした。横浜市の同僚や鎌倉彫の彫師さん、従兄弟や後輩等々さまざまな方々とお会いできました。個展を裏で支えてくれる後輩には、オープニングパーティの後も銀座ライオンに繰り出して酒宴をしました。本当にありがとうございます。また明日以降も来ていただける方々がいます。自分は明日から金曜日まで職場にいなければならず、代わりに家内がおりますので、よろしくお願いいたします。今年のエピソードとしては、「構築~包囲~」が大きすぎて、ギャラリーの左壁一面にある収納庫から、オープニングパーティ用のテーブルが出せず、作品の一部を取り外して収納庫を開けたことが挙げられます。こんなこともブログに書いておくと、今日という日が印象に残ります。ついでがあれば銀座に足をお運びいただき、ご高覧いただけると幸いです。
2010.07.18 Sunday
三連休の中日は、東京銀座のギャラリーせいほうでの5回目の個展、その搬入と展示を行うことになりました。ボランティアの子が2名、運搬業者2名、それに家内と自分とで作業を行いました。運搬業者は自分の展覧会があれば必ず雇う業者で、自分の作品をよく知っている人たちです。通常の業者に比べるときめ細かなサービスで欠かせない存在です。ボランティアで手伝ってくれた子たちは美大生で、やはり展示や照明にも気が配れるところがいいのです。今回の作品はスケールが大きく、ギャラリーに入るかどうか心配でしたが、ピッタリ収まりました。そのかわり作品を周り込んで見ることができません。周囲に空間を作れなかったのです。今までの個展の中で作品の実寸が大きいという意味では一番です。そのため作品を配置してから照明を考えることができず、作品を組み立てながら併せて照明もやっていく方法を採用しました。今回の展示内容は、ギャラリーせいほうの広く白い空間をたっぷり使わせてもらうことで、必要以上の演出はありません。作品そのものという感じが気に入っています。
2010.07.17 Saturday
明日の搬入を控えて、簡単な打ち合わせに東京銀座のギャラリーせいほうへ行ってきました。横浜の自宅から車で1時間と見積もっていたところが、三連休でしかも梅雨明け宣言が出たこともあって、東名高速もそれに続く首都高もずっと渋滞。帰りも渋滞。ラジオから30数キロの渋滞との情報が流れ、まさにその渦中にいた数時間でした。渋滞して車が動かないという経験は久しぶりで、いつもそれを避けて日や時間をずらしていたのに今日という今日は失敗でした。工房に戻ったのが午後2時過ぎで、それから搬入する荷物の点検や確認を行いました。幸いほぼ荷造りは終わっていたので安心しましたが、工房内の暑さに辟易しました。明日の運び出しは大汗をかくことになりそうです。ボランティアの子が2人手伝いにきます。運搬業者も2人くる予定です。明日は運び出して梱包を解くだけではなく、肝心の組み立てや空間配置を頑張らなければなりません。