Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 6月のRECORD
    今年のRECORDは、幾何学的な図形の繰り返しを毎月ごとパターンを決めてやっています。今月は画面中央に4つの同じサイズの矩形を配置し、そこに要素を加えて展開できるような作品にしています。幾何学的な図形は、ともすれば形骸化する危険を孕んでいます。毎日同じサイズの作品を作っていると、前日の作品をやや変えて、ただなぞるだけの機械的な仕上げに陥ってしまい、途中で納得できずに悩むことが多々あります。公務の仕事が立て込んでいる時はなおさらで、夜RECORDの制作中に睡魔が襲ってきて、適当なところで妥協してしまうことがあります。それでも一度休んでしまうと、このまま気持ちが途切れてしまいそうな気がして、ひたすら作り続けているのです。今日出来たRECORDが今までのうちで最高と思えるように、本当に日々そう思えたらいいなと願いながら葉書大の平面に挑んでいます。                                Yutaka Aihara.com
    RECORDの印
    一日1枚のペースで葉書大の平面作品を作っています。RECORD(記録)と称して、自分のホームページにもアップしています。今年で3年目になりますが、RECORDはずっと継続していきたいと思っています。自分の作品には陶彫であれ木彫であれ自作の印を作品に押してサイン代わりにしています。RECORDも例外ではなく、過去2年間の作品には1点ずつ押印しています。今年といっても、もう6月ですが、やっと印が彫りあがりました。まとめて押印して日付をつけたいと思います。今回の印は自作の印の中では最小サイズです。「裕」の一文字を線描のデザインにして陰刻で彫ってみました。印は書道の世界ではひとつの領域をもっている表現ですが、自分は書道とは関係なく好き勝手にやっています。自分の中で印は絵画領域に入るものと位置づけていて、画面構成やデフォルメを考えながら楽しんで作っているのです。                           Yutaka Aihara.com
    ミロ美術館の記憶
    このところブログはバルセロナの話題が続いています。20数年前に訪れたバルセロナは自分にとって大変刺激的な街でした。市街から離れた小高い丘の上にミロ美術館がありました。美術館は青い空のもと、緑の丘に建つ白い建物という印象で開放感に溢れていました。空間が羨ましいと感じた最初の美術館です。学生時代によく出かけた穂高の碌山美術館は、その時まで自分の中では最高の美術館という位置づけをしていましたが、色彩が奔放に交差するミロの作品を、広い空間に展示するミロ美術館は、そのスケールで自分の中の個人美術館の先入観をひっくり返してしまいました。ロケーションもミロの作品の一部のように思えました。こんな美術館が自分にもあったらいいなと素直に思いました。当時はまだ自分が何者でどんな表現活動をしていくのか皆目見当がつかなかった頃なのに、まず美術館の空間に憧れていました。ミロ美術館の最初の印象から20数年。もう一度ミロ美術館を訪れる機会があったら、今度はどんな感想を持つのでしょうか。         Yutaka Aihara.com
    ピカソ美術館の記憶
    昨日のブログを書いていたら、20数年前に行ったスペインのバルセロナの記憶が甦ってきました。たしか9月ごろだったような記憶がありますが、結構暑い日でした。バルセロナ旧市街のピカソ美術館に入って、ピカソが若い頃に描いた具象絵画の完成度の高さに驚いた記憶があります。美術館は路地の建物が立ち並ぶ一角にあって、その何気なさが気に入ってしまいました。かなり市街を歩き続けていた後だったので、疲れた足を引きずって美術館を見てまわりました。でも美術館に掛けられたピカソの絵画に、ほっとした気分になりました。ピカソが生きた時代には、この絵画を見て、ほっとするような気分になれる人が何人いただろうかと思いつつ美術館を出ました。夕方居酒屋に入り、よくわからないメニューから適当につまみを頼んだら、魚の太い骨の揚げたモノが出てきて辟易した思い出があります。 Yutaka Aihara.com
    ガウディを見た記憶
    通勤電車で読んでいる本にアントニオ・ガウディに関する文章が出てきたので、自分も実際に見たことのある建築や公園が思い出されてきました。ガウディはスペインのバルセロナで活躍した建築家で、うねうねとした曲面を使った斬新なスタイルで知られています。自分は20数年前にバルセロナを訪れ、サクラダ・ファミリア大聖堂やグエル公園を見ています。サクラダ・ファミリア大聖堂は装飾を飽きずに眺めて過ごした思い出があります。塔の上の方まで螺旋階段が続き、先端まで登りつめました。危険な箇所がいくつもあって、日本ではこんなふうに公開できないと思ったものでした。グエル公園はモザイクのある広場が印象に残っています。執拗に繰り返されるカタチを見て、日本人の淡白さとの文化の違いを改めて思い知らされました。ガウディに同じスペイン人のピカソやミロやダリの血縁を感じ取りました。  Yutaka Aihara.com