2009.08.05 Wednesday
3年に1回開催する展覧会をトリエンナーレと言います。横浜トリエンナーレは地元で有名です。新潟県の越後妻有アート・トリエンナーレは長く続いている企画展で、出品者も作品点数もかなりの多さを誇っています。田園や廃墟になった学校や民家に、アートを置いて空間を変えていく試みは、ずい分前から注目してきました。今夏は越後妻有アート・トリエンナーレを訪れてみようと計画していて、今日ようやく実現しました。十日町に着いて案内所に飛び込んで説明を聞いたら、とても一日で周りきれるものではなく、とりあえず作品が集まっている3ヶ所を周ることにしました。十日町の交流館「キナーレ」を見て、次に松代「能舞台」、さらにナカゴグリーンパークへ。途中に廃校になった小学校を展示会場とした「福武ハウス」と「絵本と木の実の美術館」に立ち寄りました。「能舞台」では、よく知られたイリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」という作品があり、小学校全体を使った「絵本と木の実の美術館」では、絵本作家田島征三による彩色流木アートが環境を取り囲むようにあって、見応えがありました。ナカゴグリーンパークでは、ジェームス・タレルの「光の館」の規模に圧倒されました。とにかく広大すぎて見当がつかず、1回目のトリエンナーレから常設してある作品を含めると200点以上作品がある状態でした。見学移動に時間がかかるものの、途中の田園風景が美しく、それはそれで楽しめる趣向になっていました。
2009.08.04 Tuesday
横浜市公務員として、勤め始めてからずっと1年1回の定期健康診断があります。若い頃はなんということもない健康診断でしたが、最近はメタボに悩み、血糖値もやや高めと診断を受けました。それからというもの、この健康診断が自己抑制になり、健康診断日が近づくにつれ、今年はどうなんだろうと思うようになりました。自分は定年後も長く作品の制作をしたいし、彫刻を極めたいと考えていて、ようやく健康に気を使うようになりました。近隣にあるスポーツクラブに通っているのも健康のため、朝食に必ず納豆を食べるのも健康のため(これは好みもあって一石二鳥)、自家用車を使わず(これは今年の4月から)駅の階段はエレベーターを使わないのも健康のためです。ただし管理職はデスクワークが多く、着実に体重が増えているのも事実です。陶彫(土練り)、木彫(鑿)、スイミング、ウォーキング…これ以上何をすればよいのか、今日が1年1回の定期健康診断の日です。
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2009.08.03 Monday
先月は自分にとって記念すべき倉庫建設がありました。今日はその倉庫に窯がやってきて設置をいたしました。窯は前開き、容量12kWの電気窯で、炉内は600×600×750(mm)です。ちょっと驚いたのが制御盤で、前に使っていたものより小さくて軽量になり、扱いも簡単になっていました。還元が出来る装置もありました。新しいものはいいなぁと思いました。陶芸の焼成の面白さでいけば究極のところ登り窯に尽きると思います。薪の火の通りを見ながら温度を上げていく醍醐味と、窯出しでわかる釉薬の流れや緋色の面白さは意外性があってハマッてしまいます。ただし自分にとって陶は彫刻の素材の一部なのです。釉掛けをせず、焼き締めだけでカタチを極めます。それなら手間のかからない電気窯で充分だと思うようになりました。横浜の真ん中で薪を焚くには少々無理なところもあるという理由もあります。ともかく倉庫建設に続いて、今日が自分にとっては記念すべき築窯の日になりました。
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2009.08.02 Sunday
一日1枚ずつ葉書大の平面作品を作っているRECORD。一昨年から始めているので1000点を超える量になっています。3年目の今年は毎月パターンを決めて、その中で展開できるようにしています。8月のパターンは「縦縞」にしました。5ミリ幅の縦縞を基本構成として、縞が織り成す造形で毎日遊ぼうと思っています。イギリス人女流画家ブリジット・ライリーのタブローのようですが、RECORDは画面が小さいので、様々な実験も可能です。スプライト(縞模様)は清々しい印象を与えます。昔訪れたイタリアのベネチアの海岸には、白地に紺のスプライトのパラソルがいっぱいあって、洒落た風景を演出していました。スプライトはカタチの面に沿って角度がついていると、カタチの輪郭が見えなくても、そのカタチを連想することができます。人間の心理に働きかけるスプライトは、今まで多くの絵画やデザインに取り入れられてきました。自分もこの機会にスプライトを使った造形をしてみようと思います。
2009.08.01 Saturday
横浜は梅雨明けしていますが、今年はまだ梅雨明けしない地域が多く、またゲリラ豪雨があって、不安定な天気が続いています。もう8月と思っているものの夏の気分はあまりしないので、せめてタイトルだけでも夏真っ盛りとつけて、夏気分を自分なりに作っていこうと思います。さしずめ8月の目標ですが、倉庫の引越しと整備、作業場の確保が最重要課題です。先月出来なかった制作も推し進めたいと思っています。今月は新しい窯がやってきます。空調設備のない倉庫での窯の試運転は、ちょっと出来ないかもしれませんが、成形はやっておこうと思います。「壁」の連作や新たに考案している構築シリーズもそろそろ始めたいし、まず板材や柱材、陶土を買い付けに行かなくてはなりません。来年7月の個展に向けて、今月からスタートを切るつもりです。
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