2019.10.02 Wednesday
先日、ホームページに2018年のRECORD4月から6月分の3ヶ月をアップしたばかりですが、今回は7月から9月分をアップしました。RECORDは一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っている総称を言っていて、自分にとっては日々創作しているRECORD(記録)なのです。既に12年目を迎えていますが、今回アップした後の1年間分を先日撮影したばかりなので、実は次の2018年の10月から2019年の9月までのRECORDが控えているのです。最初の頃はRECORDを気楽に考えていましたが、日を追ううちにグレードアップを志向するようになって、行きつ戻りつしながら試行錯誤を繰り返し、RECORDは今も発展途上にあると自覚しています。RECORD用紙は1mm厚のイラストボードをポストカード大にカットして使っています。表面は白ケント紙になったものを購入していますが、三段の棚にぎっしり詰めていたRECORD用紙も、月日が経つにつれ、残りが少なくなってきました。そろそろ補充を考えていて、購入した用紙を職場の電動カッターで切断して、再び三段の棚に詰め込んでいる最中です。また完成したRECORDは3ヶ月ごとにケースに入れて工房の棚で保管していますが、ケースも足りなくなってきています。過去のRECORDを見ると、当時の思いが甦ります。私の性格かもしれませんが、どんなに小さな作品でも気軽に作れたことなど一度もなく、陶彫作品と同じで毎回全力投球しているなぁと振り返っています。毎晩食卓で作っているRECORDを厳しいものにしているのは自分自身なのです。だから思い出が甦るのでしょう。今回アップした2018年の7月から9月分までのRECORDをご覧になっていただけるのなら、私のホームページの左上にある本サイトをクリックしてください。ホームページの扉にRECORDの表示が出てきますので、そこをクリックすれば今回アップした画像を見ることが出来ます。ご高覧いただけると幸いです。
2019.10.01 Tuesday
10月になりました。芸術の秋と言われる10月ですが、実は休日出勤や創作とは関係のない用事が多く、今月は間隙を縫って制作をしなければならないと感じています。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ると、これは今年だけではなく例年のことのようで制作時間を確保するために工夫を凝らしている様子が伺えます。制作目標として陶彫に関して言えば、第2ステーションの成形、彫り込み加飾の完成と、屏風の下書きが出来れば良いと考えています。屏風をどうするのか、それによって屏風に接合する陶彫部品を考えていかなくてはなりません。床置きの2つのステーション完成の見通しが立てば、次は屏風に制作工程を移していこうと思っています。一番面白いところではありますが、壁に筒状の陶彫部品をどのように這わせていくのか、イメージ通りの狙いになるのか、あれこれ思考することが多いなぁと思います。結局、今月は新作の土台を作る重要な1ヶ月になるでしょう。RECORDは日々きちんと作ることを目標にしていきます。過去の山積みされたRECORDが解消されている今、新たにスタートする気持ちで始めていこうと思います。鑑賞は師匠の池田宗弘先生が所属する美術団体展があったり、見たい展覧会や映画もあるのですが、前述した通り様々な用事が多くて、叶わぬ望みもあるかもしれません。読書は継続です。欲張ると辛くなるのは分かっていますが、夜の時間帯に工房に通えるといいなぁと思っています。たとえ1時間でも陶彫がやれれば制作工程に余裕が生まれます。新作は屏風の処理に時間がかかると思っているので、陶彫制作は前倒しで進めたいところです。秋深まる10月に造形思考も深まる1ヶ月でありたいと願っています。
2019.09.30 Monday
9月最後の日になり、今月を振り返ってみたいと思います。今月は三連休が2回あり、2回とも陶彫制作に没頭していました。三連休中に母の通院付き添いもありましたが、ほぼ朝から夕方まで制作時間が取れて、週末を全部合わせると新作の陶彫部品第2ステーション7個目の成形や彫り込み加飾が終わっています。屏風用の厚板も準備しました。先々の制作工程を考えるとまだまだ安心はできないものの、今月も精一杯制作してきた充実感があります。陶彫はコツコツとした地味な作業が続きますが、その労働の蓄積が深い表現になって現れてくるのではないかと思っています。RECORDは長い間下書きばかりを山積みにしてきましたが、何とか今月で解消しました。RECORDの年間撮影も実施しました。RECORDに関しては怠惰な習慣が身についている傾向があるので、同じことを繰り返さないように、その日のRECORDはその日のうちに完成できるように、日々頑張っていきたいと思います。美術の鑑賞では「奈良大和四寺のみほとけ」展(東京国立博物館)、「円山応挙から近代京都画壇へ」展(東京芸術大学美術館)、「二科展」(国立新美術館)その他で同僚が参加したグループ展に行ってきました。映画の鑑賞では「風をつかまえた少年」(シネマジャック&ベティ)に行きました。鑑賞はまぁまぁかなと思えますが、今月は制作に本腰が入っていたように感じています。来月は芸術の秋本番を迎え、創作活動も鑑賞も充実させたいと考えています。読書では「モディリアーニ」の生涯を扱った書籍が面白くて、とりわけモディリアーニの彫刻に注目しながら読んでいます。秋が深まると多少難しい書籍に挑戦してもいいかなと思えてきて、今はどうしようか思案中です。
2019.09.29 Sunday
懇意にしているカメラマンが私の作品を撮影する機会は、年間で3回あります。1回目は個展図録用の撮影日で、ここで7月の個展に向けて新作の陶彫作品全てを撮影していきます。日頃から付き合いのある複数のスタッフに工房に来てもらい、この日初めて陶彫部品を組み立てます。陶彫作品全体が見渡せる最初の瞬間であり、私自身が自作に自己評価を下す日でもあります。これは一日がかりのイベントで、私はスタッフのために宅配ピザを用意しています。次の撮影は個展開催中の会場です。これはホームページのExhibitionにアップするための撮影です。東京銀座のギャラリーせいほうでは照明がきちんと設備され、白壁に美しく映える作品が我ながらいいなぁと思い、工房との環境空間の違いに雲泥の差があると感じています。3回目はRECORDの撮影で、撮影用にRECORDの設置場所を工房に作って撮影しています。RECORDはポストカード大の平面作品で一日1点ずつ作っているので、1年間分を1回の撮影で済ませています。今日がその撮影日で、2人のカメラマンは午前10時半にやってきました。設置のために準備をして1年間のRECORDを1点ずつ撮影していきました。私は横目で撮影風景を眺めながら、陶彫成形をやっていました。時折目に入ってくるRECORDは懐かしいものばかりで、あの時はこんな思いをしていたなぁとか、この時は大変だったなぁと私の脳裏に去来し、たかが1年、されど1年の重みを感じていました。撮影が終了したのは午後1時過ぎでした。今日は若いスタッフもやってきていて、基礎デッサンに勤しんでいました。彼女と遅い昼食を済ませ、午後の作業を再開しました。スタッフもRECORDの撮影を見ていて、一日1点ずつ制作している私の姿勢をどこかで感じ取っていたようでした。すっかり習慣になっているRECORDですが、12年間の蓄積は我ながら大変なものだなぁと自負にも似た気持ちになりました。RECORDは1点1点が作品であるばかりではなく、ずっと継続している行為そのものがRECORD(記録)であって、その関係性や時間的な繋がりを表現にしているものです。心の日記とも精神の散歩とも呼べるかなぁと思っていますが、実際の制作は七転八倒していて、切羽詰った状況の中でやっているのです。それでも今日の年間撮影では満足を覚えました。1年間頑張った自分を褒めてあげたいと思っています。
2019.09.28 Saturday
週末になりました。私の勤めている職場は地域行事が多く、その都度管理職が出向いていきます。私は役職上これも仕事と割り切って参加していますが、職場が置かれた地域のことを考えると、地域ボランティアにも本腰を入れなければならないと思っています。午前中は職場に出かけて、地域の方々とボランティアをしてきました。ただし、そんなことがあるからと言って創作活動を休むわけにもいかず、午前中の時間を取り戻すために、午後は精一杯陶彫制作に励みました。夕方には先日来ファンになったラグビー・ワールドカップの対アイルランド戦が実況中継されるため、それまでには今日の制作ノルマを終えようと奮闘していました。今日のノルマは陶彫成形が終わった作品に彫り込み加飾をすることと、明日の成形に備えて大きなタタラを数枚用意すること、この二つの作業を夕方4時までに終わらせることでした。私は時間が区切られている方が集中力が増すようで、夕方には予定通りの成果を出すことが出来ました。さっそく自宅に帰ってラグビーの試合をテレビで見ました。格上のアイルランドに大差をつけられないように日本は健闘してくれたらいいなぁと謙虚に思っていましたが、前半は負けていたものの、後半はトライを決めて逆転し、何と日本が勝ってしまいました。これには思わず興奮して声が出ました。以前、南アフリカに勝った時は奇跡と称された日本でしたが、明らかにアイルランド相手に力が拮抗していて、日本が確実に実力をつけているのが分かりました。今年のワールドカップ日本開催でラグビーの面白さを実感することになりました。きっとそれは私だけではないはずで、日本にラグビーファンが増えて、観戦が身近になってくれたらいいなぁと思っています。