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  • 薫風の5月になって…
    今日から5月が始まります。このところ初夏を思わせる気候が続いていて、まさに薫風の5月といった雰囲気です。今月は新作である陶彫作品の完成を目指します。来月早々に図録用の写真撮影があるため、今月は焦りと緊張に苛まれる1ヵ月になりそうです。私はこうした緊張感が結構好きで、精神的に追い込まれることで、自分の中に眠っている集中力を呼び覚まそうとしているのです。ウィークディは私には公務員管理職としての仕事がありますが、週末の創作活動はあたかも勤務をしているように、決まった時間内で制作をすることを好んでいます。最終段階で勤務時間のような定型を外すことが、作品完成へ向かう筋道だと私は思っています。何故なら、それは私が作るものが創作、つまり精神の産物だからです。通常の精神状態では作品に魂は宿りません。根拠のある説明は出来ませんが、経験上、作品に何かを吹き込むために常軌を逸しなければならぬことが多々あるのです。今月はまさにそうした1ヵ月ですが、仕事で宿泊を伴う県外出張もあって、いろいろな意味で多忙を極める時期だなぁと思っています。それでも美術館や映画館に鑑賞に行くつもりです。RECORDも調子が良いので、継続して頑張りたいと思っています。読書もアートと美学に関する興味津々の書籍のため、楽しみながらじっくり読んでいきます。何とか持久力を保てるように身体を気遣いながらやっていこうと考えています。
    GW③ 4月を振り返る
    ゴールデンウィーク3日目です。この三連休の後、2日間仕事で出勤し、また4連休があります。今日で前半のゴールデンウィークが終わりました。当初の制作目標ではこの三連休で「発掘~角景~」を完成させるはずでしたが、「発掘~根景~」の柱陶が出来ていないのに気づき、優先順位を変えました。昨日から今日にかけて集中して柱陶の制作を行っていました。柱陶は今まで作ったものを差し引くと、不足分28個を作らねばならないことが判明しました。昨日と今日で12個を作ったので、残り16個になりました。ゴールデンウィーク中に何とかしようと思っています。今日は2晩続いた映画にも行かず、朝からずっと陶彫制作に時間を費やしました。制作に集中していると時間は瞬く間に過ぎていきます。今が頑張り時と自分で覚悟を決めていて、陶土と自分の手を見つめ続けました。ふと気づけば今日が4月の最終日。初夏を思わせる気候になり、作業中は汗が滴っていました。今月は「発掘~根景~」と「発掘~角景~」の制作が佳境を迎え、週末は毎回工房に篭っていました。焦る気持ちは来月も続くでしょう。一日1点ずつ葉書大の平面作品を自宅で制作しているRECORDも充実していました。その日のRECORDはその日のうちに、という初心に返って、この小さな創作活動に邁進しました。鑑賞も充実していました。美術の展覧会では「名作誕生」展(東京国立博物館)、「百花繚乱列島」展(千葉市美術館)、「横山大観展」(東京国立近代美術館)、その他に公募団体の展覧会にも足を伸ばしました。映画鑑賞では「ぼくの名前はズッキーニ」、「女は二度決断する」、「ザ スクエア」(以上がシネマジャック&ベティ)、「シェイプ オブ ウォーター」(横浜ニューテアトル)と続きました。展覧会4つ、映画4本は1ヶ月分としては充分な成果かなぁと思っています。読書はゆっくりなペースで美学者が著した書籍を読んでいます。職場は新しい人事のもとで船出をしました。まだ今後のことは何とも言えませんが、職場が落ち着いて新年度を迎えられたからこそ、私が創作活動や鑑賞に没頭できたのではないかと思っています。そういう意味で全職員に感謝したいと思います。
    GW② 柱陶制作と連夜の映画鑑賞
    ゴールデンウィーク2日目になりました。今日も朝から工房に篭りました。「発掘~根景~」のやり残した陶彫部品のうち、テーブルの4本の柱に接着する陶板、つまり柱陶がほとんど出来ていないことに気づきました。柱陶は、レリーフ状の小さなブロックを1本の柱につき12枚貼り付けていきます。これは大きな陶彫部品ではないため、軽く考えていましたが、いざ作り出してみると、なかなか大変な作業であることを思い出しました。昨年制作した「発掘~宙景~」と同じ方法で柱陶を作っていく予定ですが、同じ大きさの長方形ブロックに、全て異なるデザインのレリーフを彫り込んでいくのは、結構難しい作業であることを改めて感じました。陶彫部品は成形と加飾の後、乾燥させる時間があるので、早めに作っておかなければなりません。ゴールデンウィークは柱陶制作を中心にやっていくことを念頭に入れました。今日の制作目標は、柱陶の成形と加飾8点と考えましたが、夕方4時までには終わらず、明日に持ち越しになりました。明日はさらに柱陶制作数を増やしていきます。午前9時から夕方4時までの7時間、これがゴールデンウィーク期間中の制作時間と決めています。その日の気分で制作時間を変えると、ゴールデンウィーク7日間の持久力が持たないのです。日々の勤務のように創作活動をやっていくのが、自分にとって最善の方法です。今日も夕方になって家内を誘って映画を観てきました。今日は常連にしているミニシアターではなく、そこから少し離れた伊勢佐木町にあるミニシアターに行きました。いつものように車で出かけ、映画館近くの駐車場に車を留めました。伊勢佐木町は居酒屋が多いところなので、海鮮の居酒屋に入り、夕食を済ませました。車を使っているため、私は飲酒をせず、家内だけがビールを煽っていました。今晩観た映画は、第90回アカデミー賞作品賞に輝いた「シェイプ・オブ・ウォーター」でした。米ソ冷戦下の時代、米軍の研究施設に連れてこられた謎の生物。子どもの頃に声を失った清掃係の女性と謎の生物との出会い。そして種族を超えた愛の物語。最近のアカデミー賞受賞作品は、商業的な成功を考えたものではなく、表現志向が強い映像が選ばれる傾向にあるようです。「シェイプ・オブ・ウォーター」も半魚人というモンスターが登場していたとしても、単なる伽噺ではなく、国家間の冷戦を優位にするための実験材料であったり、異種族との心の交流が描かれていて、内容としては現代そのものの側面を見せているのではないかと感じました。詳しい感想は後日に回しますが、昨晩に引き続き、内容的に濃い映画を連日観ているなぁと振り返っています。ゴールデンウィークは充実しているねぇと家内が帰宅中に言っていました。
    GW① 日々の制作目標と土曜名画座
    ゴールデンウィークが始まりました。今日はその第一日目ですが、いつもの土曜日と同じで、ウィークディの疲労を引きずりながらの制作になりました。朝9時から夕方4時まで工房に篭り、「発掘~根景~」のやり残している陶彫部品に取り組みました。ゴールデンウィークだからと言って大きな制作目標を設定すると精神的に追い込まれるので、日々小さな制作目標を考え、実行することにしました。一日7時間くらい作業すると、この程度制作が進むという見通しが立つので、その日々の蓄積を信じて只管作ることにしました。「発掘~根景~」の床置き部分3段目の彫り込み加飾と、既に乾燥が進んでいる部分の仕上げと化粧掛け。そして40kgの土練り。7時間の作業ではこの内容になり、何とかゴールデンウィーク初日の制作目標は達成しました。夕方は家内を誘って、このところ恒例になっている映画鑑賞に出かけました。横浜の中心部にあるミニシアターには毎週土曜日に行っています。交通手段は自家用車を使い、映画館の近くの駐車場に留めて、レストランで夕食を済ませ、映画を観た後、車で帰宅というのが定番のコースです。移動の負担が軽く、またレイトショーなので、一日の制作時間を削ることなく、映画を楽しめるので習慣化しているのです。ミニシアターで上映される映画は単純に楽しめるものばかりではなく、社会問題を浮き彫りにしたり、一般的でないテーマを扱っているものが多く、映画を娯楽として考えるより、主張をもった映像媒体と考えた方が適切な場合があります。今晩観た「ザ スクエア」もそのひとつでした。内容を一言で言えば、個人主義が徹底した無関心な社会が齎す影響を描いていて、居心地の悪さ、辛辣なユーモアや皮肉が映画の趣旨になっていました。人間同士の絆が希薄になったヨーロッパ社会を垣間見ていて、思い起こしたのは東日本大震災の犠牲によって取り戻した私たちの絆でした。日本人も欧米人同様、他人に無関心になりがちですが、自然災害の危機感を抱えている以上、私たちはいざという時は人に手を差し伸べることを常日頃からイメージしているのです。映画の詳しい感想は後日に回します。ゴールデンウィークは、初日からしてなかなか充実した滑り出しになりました。
    GWをどう過ごすか?
    明日からゴールデンウィークが始まります。私たちの職種は暦通りの休みしか取れませんので、ゴールデンウィーク前半が三連休、後半が四連休になります。今年のゴールデンウィークは、6月初めに予定されている図録用撮影に向けて制作一辺倒にする予定です。まずは「発掘~角景~」の完成を目指します。「発掘~角景~」の陶彫部品は既に終わっています。テーブルになる厚板と柱の木彫を今後どう進めていこうか思案しています。「発掘~根景~」は僅かばかり陶彫部品のやり残しがあります。これもゴールデンウィークで何とかしたいと考えています。もう少し欲張ると毎年個展に出している小品も、このゴールデンウィークで何とかならないかなぁと思っています。毎日7時間くらい制作に集中したとして、7日間あれば49時間作業が可能です。気持ちが途切れなければ、かなり作品は進むのではないかと思っていますが、どうでしょうか。創作活動はウィークディの仕事より疲労が嵩んでしまうことがあります。公務員管理職は仕事から帰っても、身体が動かなくなるほど疲労困憊することはありません。精神的ストレスはあっても、肉体的な疲れはないのです。そこへいくと彫刻は大変な表現媒体で、素材との格闘、重力への挑戦、制約の中の葛藤に日々翻弄されてしまいます。絵画やデザイン分野に比べて、彫刻家が少ないのも頷けます。今まで彫刻を作り続けていて、ゴールデンウィークをゆっくり休むことはありませんでした。休んでも陶芸の里に行くか、美術館に鑑賞に行くか、結局創作活動に関係するものばかりでした。それが自分の性分と思えばそれまでですが…。ゴールデンウィークは制作に頑張ろうと思います。