2017.09.03 Sunday
今日も涼しい一日でした。曇り空から晴天になりましたが、空気が蒸し暑い真夏のそれとは違ってきているように感じました。今日は朝から若いスタッフが2人来ていました。工房ではすっかりお馴染みになった2人で、一人は近々東京でのグループ展を控えている子で、思索的な作風の作品を手掛けています。もう一人は中国籍のアーティストで、細やかな波形が展開する大きな作品を作っています。彼女たちには台湾の國立故宮博物院に行った時の話を聞いてもらいました。スタッフは2人とも国際派なので、外国での体験談では結構盛り上がります。午後になって後輩の彫刻家が二科展の招待状を持参してきました。彼は木彫による抽象作品を作っていて、私が注目する若手作家です。若い人たちの頑張りに私は背中を押されます。老体鞭打ちというほどの年齢ではありませんが、私も気合を入れるようにしています。今日は昨日用意しておいたタタラを使って、大きな陶彫成形に明け暮れました。新作では大きな陶彫部品を全部で6点作ります。今日は3点目の成形を終えました。彫り込み加飾はまた後日です。ウィークディの夜に彫り込み加飾をやりたいと考えていますが、まだ焦る気持ちにならないので、夜の工房は望めそうにありません。可能ならやろうかなぁと思うくらいにしておきます。今月から職場の仕事も軌道に乗り始めます。まとまった休みが取れない中で、今月の目標である陶彫部品6点が達成したら良しと考えるのが妥当でしょう。
2017.09.02 Saturday
9月最初の週末になりました。昨日のNOTE(ブログ)で秋が待ち遠しいと書きましたが、朝晩すっかり涼しくなり、秋の気配が漂うようになりました。この気候なら創作活動に邁進できそうで、今日は朝から工房に篭りました。久しぶりに土錬機を動かしました。分解掃除が効いたのか土錬機は順調でした。新しい土に残土を多少混ぜて3時間ほど土練りを行いました。畳大のタタラを7枚作りました。掌で叩いて土を平たくしてビニールで覆いました。明日大きな成形を行う予定です。補強用に紐作りをするので、土を全てタタラにせず、10キロ程度残しておきました。大きな陶彫成形はたっぷり一日かかります。明日は成形に精を出そうと思っています。夕方、時間が出来たので家内を誘って映画に行きました。常連になっている横浜のミニシアターでフランス・ベルギー合作映画「少女ファニーと運命の旅」を観てきました。戦時中、ナチスドイツの迫害から身を守るため、ユダヤ人の子どもたちが鉄道を乗り継ぎ、草原を走ってスイス国境まで辿り着く物語です。これは実話を基にしています。少女ファニーのモデルになったファニー・ベン=アミさんは現在イスラエルに住んでいられます。私はこうした実話を基に、しかも未来へ繋がる物語が大好きです。そこに荒唐無稽な創意が入るのはいただけませんが、さもありなんという設定は説得力があって感動を呼びます。映画の詳しい感想は後日改めたいと思います。9月最初の週末である今日は充実した一日を送りました。
2017.09.01 Friday
9月になりました。秋の気配が待ち遠しいこの頃です。創作活動は涼しくなる秋が一番向いていると思っています。今月は先月の陶彫成形の遅れを取り戻したいと考えています。先月の目標だった大きい陶彫6点のうち出来上がった2点を引いて、残り4点は今月中に作りたいと思っています。工房は若いスタッフが出入りして活気があるので、私も彼女らに負けないように身体に鞭打って頑張っていきます。鑑賞は今月も東京で大きな展覧会が開催中ですので、ぜひ見に行きたいと考えています。ウィークディ金曜日の夜間開館時間が狙い目かなぁと思います。映画もミニシアター系で観たいものがあります。ただし、今月の3連休は職場の男性職員の結婚式があったり、地域行事が入っていたりして、3日間全てを制作に充てることが出来ません。RECORDは今のところ順調なのでペースが乱れないように頑張るつもりです。読書は低調が続いています。何とか盛り返したいと思っています。あれもこれもと欲張ると苦しい1ヵ月になってしまいそうですが、一番の目標としては陶彫一辺倒の1ヵ月にしたい、これが優先目標です。
2017.08.31 Thursday
8月の最終日を迎え、今月の制作状況や鑑賞したこと等を振り返りました。陶彫制作は残念ながら目標に達成せず、6点中2点しか出来ませんでしたが、テーブル彫刻の柱の木彫は8本彫り上がりました。というのは久しぶりに土錬機の分解掃除を行い、陶彫を暫し休んだせいで、制作が遅れたのでした。来月は遅れた陶彫制作を取り返したいと思っています。RECORDは順調な仕上がりをしています。現時点では一日1点制作という初心に帰って制作を進めていますが、一日1点が下書きだけにならないように今後も気を緩めずにやっていこうと思っています。鑑賞は充実していました。まず日本での美術展ですが、「ジャコメッティ展」(国立新美術館)「川端龍子展」(山種美術館)の2つ、台湾の國立故宮博物院では紙面に暇がないほど数多の美術品や工芸品に接してきました。古代遺産として第一級の作品ばかりで、一つひとつ驚嘆しながら鑑賞しました。これ以上の鑑賞は望めないのではないかと思うほどでした。國立故宮博物院で受けた印象はいずれ自分の中に取り入れていきたいと願っています。映画鑑賞では横浜のミニシアターへ「ブレンダンとケルズの秘密」と「ヒトラーへの285枚の葉書」を観に行きました。今月遅滞したのは読書でした。毎年夏になると読書に精を出す癖が私にはありますが、このところそれが薄れつつあります。夏季休暇を取得しても海外に出かけたり、制作に没頭して、読書に気が向かないのです。書籍から離れることは私にとって忌々しき事態です。来月の課題は読書です。ともあれ今月は充実した1ヵ月を送れたのではないかと思っています。
2017.08.30 Wednesday
毎年、東京銀座のギャラリーせいほうまで足を運んでいただいた方々にお礼状を出しています。懇意にしているカメラマンが個展会場に来て、ホームページ用の撮影とお礼状作成のための撮影してしてくれます。ギャラリーに展示された作品の一部を切り取った画像は、光と陰影が織りなす面白い風景になっていて、私も思わず見惚れてしまうほどです。画像は全てカメラマン任せにしている理由がここにあります。実制作者である私は、作品の虚を突かれたような視点を発見できません。他のアーティストの眼を通すことで、新たな発見ができるのです。私のホームページに掲載してある画像は全てカメラマンの作品です。ホームページは言わば協働で作っていて、そこが私にとってワンランク上の自己満足を得られる要因になっています。お礼状は芳名帳から氏名と住所を探して印刷をしています。知人で住所がわかる人なら芳名帳に氏名だけ書かれてあっても問題がないのですが、ギャラリーが招待した人の中には、氏名だけで住所のない方々も多くいらっしゃいます。その方々には失礼をお詫びいたします。わざわざ遠方より来られた方々に住所がわからず、お礼状が出せないのは心苦しい限りですが、このNOTE(ブログ)をもって感謝申し上げる次第です。個展の折は本当に有難うございました。