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  • 「夢行程の心理学」(d)まとめ
    「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第七章「夢行程の心理学」の(d)「夢による覚醒、夢の機能、不安夢」のまとめを行います。「夢解釈」は最終的なまとめに入り、夢と神経症の関連が論じられる中で、とりわけ私は不安夢に関する箇所に興味を持ちました。「不安を生起させる心的行程が、それゆえにこそ欲望充足になりうることには、私たちにとって、もうすでに以前から矛盾は含まれていない。私たちは、こうした事態を次のように説明できる。すなわち、欲望は無意識という一方のシステムに属しているが、他方、前意識システムはこの欲望を却下し、抑え込んだのである。無意識の前意識への従属は、心的に健康な場合でも、徹底的なものとはならない。この抑え込みの程度に応じて、心的な面における私たちの正常さの度合いが決まる。~略~この論究をさらに先へ進めるには、こうした行程における情動の役割について突っ込んで論じねばならない。しかし、ここではそれについて不完全にしか論じられない。そこで私たちは次のような命題を立てることにしたい。すなわち、無意識を抑え込むことが必要不可欠なのは、なかんずく、そうしないことには、無意識において放任されている表象の流れから、もともとは快の性格を帯びていたが、しかし抑圧行程を被って以来、不快の性格をそなえるようになった情動が生起することになるからだ、という命題である。」さらに不安に関する論考で、フロイト独自の性的素材が登場してくる箇所があります。「神経症的な不安は性的源泉に由来するというのが私の主張なのだから、不安夢の夢の想念中に性的素材が含まれていることを立証すべく、不安夢を分析することである。」数多い不安事例の中で、ひとつ取り上げて(d)のまとめとしたいと思います。「大人の性交が、それに気づいた子どもたちに不気味さを与え、子どもの内に不安を呼び覚ますというのは、日常的に経験される出来事だと言いたい。私はこの不安に次のような説明を与えた。すなわち、そこでは性的な興奮が生じているのだが、子どもの理解力では処理しきれず、またたぶん両親がそこに絡んでいるがゆえに、その興奮は拒絶に行き当たり、不安へと変わるのである。」
    週末 5月になって…
    ゴールデンウィーク3日目で、今日から5月です。ゴールデンウィーク前半三連休の最終日です。前半三連休は新作の制作に明け暮れました。「若冲展」や今日の夕方出かけた「複製技術と美術家たち」展で、三連休の鑑賞は充実していました。制作をしていると時間はあっという間に過ぎていく中で、時間をやり繰りして美術館にも足を運びました。何とか制作工程通りの三連休になりましたが、気持ちのどこかに焦りを感じているのも確かです。さて、5月の制作目標をどうするのか、8日(日)にカメラマンが来て「発掘~表層~」の写真撮影、陶紋の野外撮影依頼があります。その後は擂り鉢状の新作を作り続け、今月末にはそのゴールが見えていなければならないのです。いよいよ切羽詰ってきました。今月は陶彫にとことん付き合う1ヶ月になりそうです。日々のRECORD制作は当然継続ですが、何故か先月は順調でした。毎晩の仕上げに手間取って苦しんだことはありましたが、イメージはよく湧いてきました。読書も継続でフロイトの精神分析の理解を深めたいと思います。5月初日の今日は午前中に成形と彫り込み加飾を終わらせ、午後は「発掘~表層~」の色彩調整を行いました。今まで何度も色彩調整を行ってきましたが、自分が納得するまでやっていきたいと思います。夕方は家内と地元にある横浜美術館に出かけました。招待券をいただいたので「複製技術と美術家たち」展を見てきました。久しぶりにバウハウスの作品に触れて、懐かしさとともに自分の原点を見せられたように思いました。詳しい感想は後日にしますが、制作の後、美術館に行くとホッとして気分がよくなります。後半の三連休も頑張りたいと思います。
    週末 4月を振り返って…
    ゴールデンウィークの2日目で、4月の最終日を迎えました。今月は年度当初にあたり、私は再任用管理職として出発しました。とは言え、昨年度と仕事は変わらず、責任もそのままで、給与のみが下がっています。今の職場の人事環境が厳しいため、自分で何とかしたいという気持ちが再任用管理職を私に決意させました。直面した課題に正面切って立ち向かう自分を知り、嘗ての自分はもう少し気楽な性格ではなかったかと思い、立場が人を変えるのかなぁと自分なりに不思議に思っているところです。二束の草鞋生活は再スタートを切りました。10年ほど前に、あと10年経てば退職して、その後は彫刻家一本でやっていくんだという考えは、今年度になって修正されてしまいましたが、体力的にはまだ大丈夫という気構えがあって、60代の二束の草鞋生活を選択したのです。しかしながら、制作は相変わらず厳しさを増しています。新作のうち「発掘~表層~」は完成が近づいています。もうひとつの新作は、まだ題名さえ決まっていませんが、この連休も制作に明け暮れています。陶紋5点は漸く窯入れに辿り着きました。今月は一日もホッと出来る間もなく慌しい創作活動に追われました。意外にもRECORDは順調でした。読書はフロイトの精神分析に拘り続けています。「夢解釈」が読み終わっても、当分フロイトの著作に付き合おうと思っています。鑑賞は「ボッティチェリ展」「若冲展」の2回とも東京都美術館へ、「火の山のマリア」を見にシネマジャック&ベティへ行きました。美術展2回と映画1回というのが今月の鑑賞でしたが、なかなか充実した内容ではなかったかと思い返しています。来月はさらに充実した1ヶ月にしたいと思っています。
    2016GWの制作目標
    今日からゴールデウィークが始まりました。私の職場は暦通りの休日になるので、三連休の後、一日出勤があって再び三連休となります。その後、一日出勤して週末を迎えるのです。因みに最後の日曜日である5月8日に新作の図録撮影を控えています。今年のゴールデンウィークはどこかに出かけることもなく、私は制作に没頭することになりそうです。ゴールデンウィークの制作目標としては、撮影を控えている「発掘~表層~」の完成と陶紋5点の焼成です。加えて擂り鉢状の新作の成形を出来うる限りやっていこうと思っています。鑑賞も入れます。そこで、今日は朝から工房に篭って、まず昨晩用意したタタラを使って大きめの成形と彫り込み加飾を午前中に作り上げました。午後になって「発掘~表層~」の台座の仕上げに入りました。砂マチエールに滲み込ませた油絵の具の上から、さらに白系の油絵の具を霧状に散らせ、微妙な色合いにしました。夕方になって、邦楽器の練習から帰った家内と、東京上野の美術館に出かけました。金曜日は夜8時まで美術館が開館しているので、多少鑑賞者も減るのではないかと期待して出かけましたが、ゴールデンウィーク初日とあって、夜になっても展覧会は大盛況でした。見た展覧会は東京都美術館で開催している「若冲展」で、どうしてこんなに混雑しているのか、今まで都美術館がここまで混んでいた事はなかったのではないかと思えるほど大変な状況になっていました。それでも人を掻き分け、若冲の細密な描写を堪能してきました。詳しい感想は後日改めますが、ゴールデンウィーク初日は自分にとって充実したスタートになりました。明日も制作を頑張ろうと思います。
    久しぶりの歯科治療
    先日から奥歯が浮いたような状態が続いていて、連日の疲労が原因だろうと思っていました。私は仕事で神経をすり減らした後は、どこか具合が悪くなり、病院にかかるのが定番になっていて、内科、整形外科に続いて、久しぶりに歯科治療にかかることになりました。随分前に作った診察券を探し、学生の頃から通い慣れた歯科医院に足を運びました。医院は橫浜駅西口近くの浅間下交差点にありましたが、道路の反対側に移転していて、新しい高層ビルに入っていました。問題の奥歯は、既に治療済みの歯で神経を取り除いてありましたが、被せモノが古くなって根の部分に膿があるとのこと、さっそく治療と相成りました。この医院は歯科大学と連携した大きな施設で、かつて自分の関係者が看護士として働いていました。美人だった彼女は治療の度に私の担当になりました。この時ほど看護士は見ず知らずの人がいいなぁと思ったことはありませんでした。自分は昔から歯科治療は苦手です。得意な人はいないかもしれませんが、歯痛が及ぼす心身への影響は計り知れず、そのゆえに嫌な治療も我慢できるのです。診察の結果、暫く通うことになりそうで、現在の職場は横浜駅から遠いので厳しいなぁと思っています。前の職場はこの医院の裏にあったので、いつでも治療に来られましたが、そんな時は歯が痛むことなどなかったのでした。