2012.12.08 Saturday
制作三昧の週末です。今月の制作目標に掲げたウィークディ夜の制作が早くも滞っています。今週は歯科医院に行ったり、工房に行ったものの寒さで制作を断念したこともあって、当初考えていた制作工程が遅れ気味です。この週末は遅れを取り戻そうと、躍起になって作業に取り掛かりましたが、彫り込み加飾は時間がかかり、朝から夕方まで休みなく続けても遅れを取り戻すことが出来ません。手が荒れ放題で、今日は6時間の作業で終了としました。新たな成形のためにタタラを用意して明日に備えます。例年より陶彫制作がキツいと思っています。こんなに時間がないと思えるのは初めてかもしれません。例年過密なスケジュールで制作をしていますが、週末だけで何とかなっているのです。この週末は思い切り頑張って、来週はウィークディの夜に防寒対策をして工房に通いたいものです。明日も朝から制作です。とりあえず明日に期待することにしました。
2012.12.07 Friday
師走になってめっきり寒くなりました。横浜では寒くなったと言っても雪国に比べれば、たいしたことではありませんが、寒さに慣れていない身体には、この温度が堪えます。まず、起床がつらくなりました。朝は真っ暗なうちに自宅を出て、バスや電車に乗る頃に夜がすっかり明けて慌ただしい出勤風景が目の前に広がっています。何よりも自分は夜の工房の寒さが辛いと思っています。昨晩も手が悴んで陶彫の彫りこみ加飾に影響がでました。15分もいると深々と冷えてきて、ストーブひとつで室内を暖めるには厳しいものがあります。結局昨晩は制作を途中で断念せざるをえませんでした。陶土は水分を含むので週末の制作でも手が荒れます。ましてや夜は思うように手が動いてくれません。うっかり生乾きの成形部品を持ち上げて裂け目が入り、寒いやら失敗するやらで泣きたい気分になりました。週末で今の状態を仕切り直していきます。制作は苦しいですが、きっとこれが実り多いものになると信じています。朝晩の寒さに耐えながら休まず続けていくことが、満足できる自己表現へ近づくことになると思っています。
2012.12.06 Thursday
工房在庫の陶土がなくなってきました。例年に比べ陶土の減りが目立つなぁと思っています。これは来年発表する作品の傾向を示すもので、「発掘~地殻~」と「発掘~連築~」に例年以上の陶土を使っていることになります。「発掘~連築~」は1点ずつの陶彫部品が大きく、窯に1点ずつしか入らないほどで、前にNOTE(ブログ)に書いたことがあります。ここにきて「発掘~地殻~」も陶彫部品が大きいなぁと改めて思っています。これはたまに工房に顔を出す家内から指摘されたことです。確かにまだ陶彫に関わっていて、木彫まで手が回らない現在の状況は、ここに起因するのかもしれません。さっそく栃木県益子にある明智鉱業に注文しました。ここは陶彫を始めた時からの縁で、今回はFAXで注文票を送りました。届くのは15日(土)になりそうです。
2012.12.05 Wednesday
昨日、仕事帰りに職場近くの歯科医院に寄ってきました。その歯科医院は学生時代からの掛かりつけの所です。横浜駅から歩いて数分の便利な立地条件と、徹底的に治療してくれるので、ここは親の代から利用しています。掛かりつけと言っても10年近くご無沙汰してしまうので、診察券が古びてきています。夜9時まで開業しているのは、いかにも横浜駅周辺にあるからこそと思えます。現在の自分の職場が横浜駅周辺で、その歯科医院まで歩いて5分というのも奇遇です。数日前から右上の歯の裏側に違和感を覚えていました。案の定、原因は虫歯で神経には達していなかったのが救いでした。虫歯になった歯に被せモノで治療する対処方法に同意しました。昨日は夜6時半から8時半まで2時間かかって治療をしていただきました。帰宅したら疲れが出て工房には行けず、早めに就寝しました。このNOTE(ブログ)は日記としての役割があるので、今回は日常生活の一部を書きました。
2012.12.04 Tuesday
先日、ヨコハマ創造都市センターで開催されている「ポーランド・ポスター展」を見に行って、何気なさに惹かれた一枚のポスターがありました。図録では大きく取り上げられることもなく、鑑賞者が立ち止まってみるような刺激的な要素の少ないポスターでしたが、その簡潔な表現に目が留まりました。作者はミェチスワフ・ヴァシレフスキで、スプーンとフォークとナイフの3つのシルエットが、ほんの僅かデフォルメされて女性のシルエットに見えるというポスターでした。ポスターは宣伝効果をまず第一に考えますが、道行く人の心をキャッチするために過激な色や奇抜な発想でなくても、その単純さと構成の美しさで十分印象に残るものが出来ると思います。そういう意味でも伝える内容に相応しいポスターがいいのではないかと思うこの頃です。商品を思い描く時はデザインとともに思い描くことが多いと感じます。長く愛されるデザインには、人の心に長く留める仕掛けがあると思います。発想の面白さだけでなく、時代に定着するデザインとは何か、「三人の女性」をデザインしたポスターの前で、暫し考えさせられた一場面でした。