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  • 5年目の再任用管理職
    新年度になり、私は5年目の再任用管理職として現在の職場を率いることになりました。再任用管理職としては最後の1年間になります。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、新年度のスタートがしっかり機能できない部分もあるのですが、可能な範囲で頑張っていこうと思っています。今年度は初任者を2人、私の職場に迎えることになり、本来なら横浜の某所で辞令交付式があるはずが、感染症の影響で辞令を各職場で交付することになったのでした。私のワーキングパートナーである副管理職も新しい人に代わりました。新しい組織がきちんと機能するかどうか、それもこれも最終責任は私にあるので内心緊張していましたが、徐々に打ち解けていく職員を見て、少しばかり安堵しました。明日は新しい人も含めて全職員が揃います。昼食会に私はシチューを作って職員をもてなそうかなぁと考えています。新型コロナウイルス感染が一刻も早く収まってくれることを信じて、実りのある令和2年度になれば幸いです。私にとっては公務員として最後の奉仕です。創作活動に関しては4月の目標を立てていきたいと思っています。新作は屏風とその前にある床を使って陶彫部品が連結した集合彫刻になりますが、もう1点サイズとしてはやや小さめの陶彫作品を作っていこうと思っています。この作品はテーブル彫刻になる予定です。さらに小品を数点、これも今月中にやっていかなくてはなりません。それもウィークディの仕事の合間を見て頑張ろうと思います。5年目の再任用管理職、まだ横浜市が私を必要としているのであれば精一杯努力するのみです。
    令和元年度末の最終日
    今日で3月が終わります。年度で言えば令和元年度末の最終日になります。私たちの職種は年度で変わるので、今日は職場を支えてくれた人たちの何人かとお別れしなくてはならない日になりました。職場で難しい課題が生じた時に、その人たちが真摯に対応してくれたことが印象的でした。また私は職場の責任者として感謝もしています。私も書類等の片付けに入りました。明日から新年度になり、新しい人たちとの出会いがあります。相変わらず新型コロナウイルスの感染拡大の影響があって、新年度がきちんと始められないもどかしさもありますが、新たな気分でやっていきたいと思っています。今月を振り返ってみると、創作活動では新作の見せ場のひとつである屏風が出来ました。厚板を2層にして格子模様を彫り込み、そこに砂マチエールや油絵の具を滲みこませていきました。今月の制作目標は屏風の完成だったので、スタッフの手を借りながら何とか目標の達成は出来ました。今月は自宅のリフォームが本格的に始まり、日々不自由な生活を送っています。その影響があってRECORDの彩色や仕上げが出来ません。下書きは続けていますが、自宅での生活が落ち着かないと、RECORDに手がつけられなくなることが判明しました。下書きが山積みになることは今までもありましたが、今回は勝手が違っていて、その遅れをどう取り戻せばよいのか見当がつきません。リフォームが一段落したら、どこかの場面で頑張るしかないと思っています。鑑賞は新型コロナウイルスの影響で美術館や映画館に足を運べず、外からの刺激を得ることは出来ませんでした。美術館や映画館は閉館しているところも多くこれは仕方がない状況です。その分、今月は読書に時間を割きました。「奇想の系譜」の著者による神仏に関する楽しい書籍を読みました。それにしても普通の生活は何と幸福なことか、改めて平和で安定した生活に戻りたいと願うばかりです。
    「アフタヌーン・インタヴューズ」を読み始める
    フランス生まれの現代アーティストであるマルセル・デュシャンは芸術に対する見方や考え方を根底から変革した巨匠です。変革者としてはピカソに匹敵するかもしれず、現代社会の中にさまざまなカタチでアートが取り入れられている現状には、デュシャンの影響も少なからずあろうかと思います。工業化された既製品を美術品として扱い、展覧会においてそれに題名をつけて展示したことは、美術関係者なら誰もが知る有名な事件ですが、それだけではないデュシャンの世界観を私は常々知りたいと願っていました。以前に東京国立博物館でマルセル・デュシャンの大掛かりな展覧会があって、デュシャンの生涯を概観する機会を持てたことは幸運でした。その時にギャラリーショップで購入したのが本書「アフタヌーン・インタヴューズ」(マルセル・デュシャン カルヴィン・トムキンズ聞き手 中野勉訳 河出書房新社)で、デュシャンがリラックスしてインタヴューされている様子が伺えます。今までデュシャンの書いたものや発したコトバを聞いていると、意味が判読できないものや矛盾も散見されます。そうしたことを全て含めてマルセル・デュシャンの全貌かなぁと思います。デュシャン没後に評論家がさらに深く世界観を洞察したものが出版されていますが、本書の方が生の作家に触れることが出来るのではないかと私は考えていて、今から読むのが楽しみになっています。現代の美術家もデュシャンの見方や考え方を推し進めている人が結構いると考えています。現代彫刻の中にもそうした考え方が入って来ていると感じます。改めて眼から鱗になることも期待しています。
    週末 陶彫制作に拍車
    今月最後の日曜日です。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、今日も首都圏では外出自粛という措置を取っています。ちょうど桜が満開を迎えていますが、桜は毎年咲くものなので今年は鑑賞を断念してもいいのではないかと私は思います。今は感染症にかからないために自ら行動を制御する方が大事かなぁと思っています。工房は自宅から僅かな距離にあるので、今日もそこで創作活動を行いました。今日の横浜は雪に見舞われ、午前中は周囲が白くなるほど雪が降っていました。そんな中にも関わらずいつもやってくる染めのアーティストが工房に顔を出しました。車で来るのは危険と判断し、公共交通機関を使ったとのこと。私もこの雪では車は出せないと彼女に言っていたのでしたが、作品の梱包作業のため雪も感染症も恐れずに頑張って工房にやってきたのでした。私は陶彫制作に拍車をかけていました。まだまだ陶彫部品が必要で、今日は3点の陶彫成形を終わらせました。午後になって雪はやみましたが、工房内は底冷えのする寒さになり、今日ばかりは時折ストーブに齧りつく作業になりました。彫り込み加飾は後日に回すことにしましたが、彫り込み加飾はかなり時間のかかる作業なので、ウィークディの夜にでも工房にやってこようかと思っています。今月は屏風を作り上げることにしか頭になかったので、屏風がカタチになってみると、次から次へとやらなくてはならないことが頭を過ぎり、焦る気持ちが湧き上がってきます。一難去ってまた一難というのが新作の制作工程ですが、ここまでくればやりきることしかないと思っています。ウィークディの勤務時間を何とかやり繰りできないかなぁと予定を見ながら検討しているところです。
    週末 外出自粛における創作活動
    新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、首都圏ではこの週末に対して外出自粛という措置を取りました。海外の都市では非常事態宣言が出されているところもあり、閑散とした街の状況がニュースになっています。そんなことを考慮して工房は、毎週やってくる美大受験生を呼ばないことにしました。高校は休校になっていて、彼女は暇を持て余していると思いますが、感染が落ち着くまでの辛抱です。いつも通ってくる染めのアーティストは工房に来ていました。期限までに台湾に郵送する作品の仕上げと梱包があるためで、これは不要の外出には当たらないと判断しました。台湾の染料会社のスペースを借りて展示するようですが、作家は搬入に行くことができず、向こうの方々にお任せするしかないようです。外出自粛といっても工房は自宅から近いので私は気兼ねなく工房に行って創作活動が出来ます。今月の制作目標として掲げた屏風6枚の砂マチエール施工とそこに油絵の具を滲みこませる塗装作業は今日の午前中に終わりました。ドリッピングも4層降りかけたことになり、画面の色調を見て、ここまでにしようと思ったのでした。今月最後の週末となった今日で制作目標が達成したことを嬉しく思いましたが、午後は土錬機を回し、次の陶彫部品を作る工程に入りました。陶彫部品がまだまだ足りないことが分かったので、若干焦りも感じました。明日は一日中陶彫制作に勤しむ所存です。首都圏が提唱した外出自粛で、それぞれの家で退屈している人も多いと聞きますが、染めのアーティストや私にとっては外出している暇がないため、それは関係ありません。創作活動で一日があっという間に過ぎていきます。明日も創作活動は継続です。