Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • Exhibitionに2018年個展をアップ
    今年7月の個展も無事に終えることができました。既に来年に向けて新作に取り組んでいますが、まずは今年の個展が終わってホッとしているところです。私のホームページにExhibitionがあり、毎年個展会場の撮影をカメラマンにお願いし、それをアップしているのです。今年の会場風景の画像が出来上がったので、ホームページにアップしました。画像で見ると「発掘~根景~」は随分大きかったんだなぁと改めて思っています。テーブルの設置を数人がかりで行い、困難な場面もあって苦労しました。これ以上危険なテーブルを作るのは止めようと思ったほどでした。相変わらずギャラリーせいほうは白い壁が美しく、また広い空間があるので作品が映えます。図録撮影のために野外工房や室内工房で組立てた「発掘~根景~」と、ギャラリーで見る作品が違って見えるのが不思議です。彫刻は置かれる場所によって作品が変わると言っても過言ではありません。そういう意味でギャラリーせいほうは絶好の空間を有する画廊なのです。ここで今まで13年間、13回も個展が開催できたことを幸せに思います。画廊主の田中さんの企画許可もさることながら、まず自分自身が健康でないと継続は難しいと思っています。加えて意欲の継続も問題です。どこで意欲が絶えるのか、自分では今のところ分かりませんが、個展開催中も次の新作を作り続けている姿勢があればこその13年間だったと振り返っています。習慣になっていると言えばその通りですが、横浜市公務員管理職との二足の草鞋生活も、自分の創作活動の中に組み込まれていて、この調子でいけば当分大丈夫なのかなぁとさえ思ったりしています。私のホームページに入るのは左上にある本サイトをクリックしてください。ホームページの扉にExhibitionが出てきますので、そこをクリックすれば2018年個展の画像を見ることが出来ます。画像は動画でもご覧いただけます。ご高覧くだされば幸いです。
    島根県へ③ 出雲大社参拝
    島根県観光も今日が最終日。島根県でどうしても欠かすことが出来ない場所が出雲大社です。私は伊勢神宮には数回訪れているのに出雲大社は初めてでした。やはり横浜からすれば出雲大社が遠方にあるというのが、なかなか来られない理由です。出雲大社参拝と言うのが今回の旅行の目的でした。日本人としてどうしても一度は訪れておきたい場所が出雲大社だと私は思っていて、昔から日本人としてのルーツを探ることに興味関心を持っていました。「平成の大遷宮」を以前テレビで見て、平成20年4月から工事が始まり、御本殿の麗しく清新な容姿に生まれ変わった状況に感動を覚えました。60年に一度8年にも及ぶ御社殿の御修造遷宮等が行われるのは、世界的に見ても珍しい社殿の在り方ではないかと思えます。出雲大社は常に蘇生する伝統に支えられてきたのです。「八雲立つ出雲の国が神の国・神話の国として知られていますのは、神々をおまつりする古い神社が、今日も至る処に鎮座しているからです。そして、その中心が大国主大神さまをおまつりする出雲神社です。」と参拝案内にあります。出雲神社がいつ造営されたのかは謎に包まれていますが、大国主大神が築いた「豊葦原の瑞穂国」が私たちの祖なのでしょうか。それはともかく出雲大社へ入ると不思議な気分になれたことは確かでした。御本殿の切妻屋根が美しく流麗な景観を持っていて、見ているだけで爽やかな快さがありました。有名な大注連縄は神楽殿にありました。神門通りで名物の「割子そば」を食べました。次に向ったのは「古代出雲歴史博物館」で、出雲大社から歩いて数分のところにありました。ここでは展示してある銅剣、銅鐸、銅矛の数の多さに圧倒され、古代本殿の復元模型に興味を覚えました。詳しいことは後日改めます。夕方、帰りの飛行機が関東に接近している台風13号のため、飛ばないのではないかと危惧されました。羽田ではなく関西国際空港に行き先を変更する可能性があるとアナウンスがありましたが、実際は雨風の中を30分ほど遅れて羽田空港に降り立ちました。途中機体はかなり揺れましたが、無事に到着できて内心ホッとしました。出雲大社のご加護があったのでしょうか。島根県3日間の旅行は充実していました。夏季休暇前半が終了してしまいました。
    島根県へ② 松江城と周辺散策
    島根県に来て2日目です。出雲市にあるホテルを出て、レンタカーで松江市に向いました。途中に大きな宍道湖があってドライブコースとしては最高でした。今日は松江城とその城下町散策をしようと決めていました。堀川を巡る遊覧船があると情報を得て、松江城近隣の駐車場に車を留めて、乗船券を購入しました。船は内堀と外堀を巡る1時間程度のコースで、城の周辺を堪能できる情緒のある観光スポットでした。そこから見えた伝統的な家屋は小泉八雲の旧居や記念館であることを知り、訪ねてみたいと思いました。川辺に佇む水鳥や亀に癒されつつ堀川巡りを終えました。松江城は黒塗りを基調とした平山城で、急な階段を登ってみると天守が広いと感じました。天守の平面規模では全国2位だそうで、街全体が一望できる心地よい場所にありました。2階分を貫く通し柱を効果的に配置し、上層の重さを分散させながら下層を支える構造となっていることが松江城の特徴で、こうしたことに興味が湧けば、城マニアにもなれるかなぁと思いました。城を出ると、迎賓館として建てられた興雲閣があり、そこで休憩した後、小泉八雲の旧居や記念館の方へと歩いて向いました。小泉八雲は私が中学生の頃に愛読した作家で、代表作「怪談」は自分が中学生であったにも関わらずビジュアル化したい衝動に駆られた書籍でした。当時は宮沢賢治の童話も同時期に愛読していて、私は勝手にビジュアル化したい東西巨頭と呼んでいました。小泉八雲(ラフカディオン・ハーン)については稿を改めたいと思います。その堀川の並びには武家屋敷がありました。今月にリニューアルしたそうで土壁や畳が新しくなっていて、武家屋敷なのに新築の匂いがしていました。さらに歩いていくと松江歴史館があり、和菓子職人が実演をしていたのに吸い寄せられて、喫茶室で和菓子と抹茶をいただきました。炎暑の中を歩いてきたので、ホッと一息つきました。城下町はどこも和菓子が有名で、松江も例外ではありませんでした。松江歴史館の裏に聞きなれない演芸館がありました。ホーランエンヤ伝承館という建物でした。松江では10年に一度多くの船に乗った豪華絢爛な大名行列があるそうで、その映像を伝承館では流していました。長い練習期間と派手な衣裳、映像を見ると大変な賑わいで、かなり大きな伝統行事であることが伺えました。夕方、駐車場に車を取りに行って松江を後にしました。出雲市駅前にレンタカーを返さなければならず、その後は一条電車というローカル線に乗ってホテルに帰ってきました。
    島根県へ① 足立美術館雑感
    島根県へ行ってみようと思った理由の1つが、足立美術館の存在でした。美術とはあまり縁のない知人たちが、美術館の庭園の豪華さに驚いた話をしてくれるので、まとまった休暇を取って一度足立美術館に足を運ぼうと思ったのでした。横浜からすれば遠方にある美術館で、過去複数回出かけたことがある香川県イサム・ノグチ庭園美術館に匹敵する場所だと感じました。朝10時20分に家内と羽田空港を発ち、11時40分に出雲空港に到着しました。レンタカーを2日間借り、まずは安来市にある足立美術館へ向いました。都心に比べると車が少なく、高速道路沿いの自然も豊かで快適なドライブでした。目指す足立美術館は広大な田畑の中に建っていました。「庭園もまた一幅の絵画である」と実業家であった美術館創設者が申す通り、その5万坪の巨大日本庭園は、鑑賞者を圧倒するのに充分な迫力を持っていました。枯山水、白砂青松、苔庭や池に回遊する鯉など、あらゆる日本庭園の美が結集していました。借景に使われる山々や遠方の滝なども演出されたものではないかと思いました。また木々一つひとつの刈り込みや敷き詰められた白砂の美しさを見ると、どのくらいの頻度で手入れをしているのか、職人は何人いるのか、とりわけ松の手入れは機械が使えず、職人の手作業にかかっているため、その手間が半端ないことを私はよく知っています。亡父が造園業に携わっていたので、ついこんなことを考えてしまう自分がいました。美術館内のガラス張りの喫茶室「大観」で食事をとって、横山大観を初めとする日本画のコレクションを見ました。秀作が多いのに驚きました。また河井寛次郎や北大路魯山人のコレクションも充実していました。鑑賞者の中には外国人観光客が多くいるのも頷けました。米誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で15年連続でランキング1位、仏の旅行ガイドで三ツ星になるなど、足立美術館は海外での評価が高く、庭園の行き届いた管理維持力が賞賛されているようです。3時間近く美術館にいて、隣接する安来節演芸館に立ち寄って、宿泊地である出雲市に戻って来ました。夕食には出雲名物の「割子そば」を食べました。蕎麦好きの私は出雲独特な黒ずんだ麺に風味を感じました。
    週末 夏季休暇をどう過ごすか?
    明日から夏季休暇を取ります。来週は島根県2泊3日と山形県1泊2日の旅行へ出る計画です。島根県へは飛行機で、山形県へは新幹線で行こうと思っています。例年東南アジアへ旅立っていたのですが、今年は国内旅行に決めていました。それぞれ目的別に行く県を決めました。旅行から帰ってきてから、新作に取り組みます。工房は空調がなく耐えられない暑さになるので、制作三昧は無理だろうと判断しました。今日も工房で作業できたのはせいぜい1時間程度でした。工房にいると忽ち汗が滴り落ちて、頭がボーとしてきます。今月はこのまま酷暑が続くのでしょうか。新作の陶彫部品をあと5点作る予定でいますが、この暑さの中では厳しいかもしれません。今日の夕方は自宅の冷房の効いた食卓で、RECORDの山積みされた下書きの中から、遅れを取り戻そうと気合を入れて制作をしていました。あまりに暑い日は陶彫の作業を諦めて、自宅でRECORDをやろうと思います。夏季休暇の旅行中は陶彫制作もRECORD制作も出来ません。またもやRECORDは下書きばかりになってしまいます。携帯するのに絵の具は難しいため、鉛筆による下書きが先行してしまうのです。それにしても工房がこんなに暑いと思ったことは過去にありませんでした。工房は農業用倉庫として建てたものなので、ほとんど気温は野外と変わりません。夕方まで工房にいると野外の方が涼しいと感じることもあります。そんな理由で余裕を持っていると、締め切り間近になって慌てることになります。酷暑であっても夏季休暇中に新作を先に進めておきたいと考えています。