Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 定期健康診断の日
    職場では正規職員も非正規職員も含めて全員が定期健康診断を受けることになっています。これは義務ではありませんが、働く人の権利です。私の職場は夏に健康診断が集中しています。仕事が少なくなる夏は、自分の身体のことを考えるチャンスです。私は今日が健康診断の予約日になっていたので、職免扱いで検診センターに出かけました。これは公務員になってから毎年欠かせずにやっていて、年によっては人間ドッグに変更して精密な検査を受けたこともありました。体重がやや増えていたのは、五十肩を患ってから水泳をやっていないことの影響が出ていて、今後何かスポーツをやっていかなくてはならないと思いました。油断をすると肥満になる傾向の私は、カロリーコントロールを忘れてはいけないとも思いました。血圧が正常なのは創作活動のおかげかもしれません。私は胃の検査が昔から苦手です。バリウムを飲んで可動式寝台のうえで、俯けになったり、仰向けになるのが結構シンドいと思っています。検査後の胃腸も最悪な状態になって、とても仕事どころではありません。健康診断が午前中で終わっても、午後は自宅で休んでいたいと毎年思っていて、ここ数年は自宅に帰っています。明日、職場では会議が午前も午後も続きますが、今日は幸い何もないので休ませてもらいました。今日は風邪を引いていて、咳込んだり、まだ微熱があるように感じるのですが、こんな時に健康診断をやってもよいものか些か迷いましたが、風邪は快方に向かっているので大丈夫だろうと思っています。測定した数値に変化はなさそうでした。長く創作活動をやっていくために、私は出来るだけ身体を気遣っていきたいのです。そのためにまず数値の改善が必要だと感じました。
    体調不良の時の成形作品
    今朝、出勤前に工房に立ち寄りました。先日、陶彫の成形をしてビニールをかけた作品がどうなっているのか心配で、体調が多少回復したら見に行こうと思っていたのでした。水を打ってビニールをかけておいたので乾燥はしておらず、次の彫り込み加飾ができそうなので安心しました。でも、カタチは微妙に歪んでいて、たたき板を使って修整しました。現在、成形で直線的な抽象形態を作っているので、定規を当てればカタチの修整はすぐ出来ます。焼成によるカタチの歪みは認めるところですが、この歪みは何だろうと考えてしまいました。この陶彫を成形した日は体調不良の真っ直中にあり、フラフラしながら作業をしていました。単純に見える幾何形態でも、体調が万全でなければしっかりしたカタチが作れないものなんだぁと改めて思いました。エッジの部分が粗雑になっていたのも体調不良が原因です。幾何形態は、ある意味では誤魔化すことができない究極のカタチなので、今日修整ができて良かったと思いました。今週末に彫り込み加飾をやっていきます。休暇を多めに取ったおかげで、新作は例年より進んでいるように思えますが、こればかりは何とも言えません。新作は毎回異なるので、旧作の状況に当てはめて考えるのは難しいと思っています。
    仏教遺跡ボロブドゥールの雑感
    先日行ってきたインドネシアの世界遺産ボロブドゥールは、私の彫刻作品に何か示唆を与えてくれるような魅力に富む建造物でした。ボロブドゥールは大乗仏教の遺跡で、780年頃に建造が始まったようです。自然にあった丘に盛土をして、さらに石で積み上げているため内部空間がありません。幾層にもなった方形壇に仏像や釣鐘状のストゥーパが数多く配置されていました。ストゥーパとは釈迦の遺骨や遺物を収めた建造物ですが、石を透かし格子状に組み立てていて、その緻密な計算に驚きました。方形壇の縁は壁になっていて各層に回廊があり、レリーフが施されていました。きっと仏教をテーマにした物語が表されているのでしょうが、不思議な鳥獣も彫られていて、物語をひとつひとつ紐解けば面白いだろうなぁと思いつつ眺めていました。資料によれば、ボロブドゥールの構造は仏教の三界を表しているようです。下から基壇は人の住む欲界、その上が神と人が触れ合う色界、上部が神のいる無色界だそうで、ボロブドゥールを上へ登っていくことで悟りを目指す菩薩の修行を表現していると言われています。夜明け前に暗い階段を登り、ボロブドゥールの上壇で見た山々を照らす太陽の神々しい光は、確かに神の存在を示すかのような雰囲気を感じさせてくれました。今までで3回訪れたアジアの世界遺産は、いずれも宗教建造物でした。アンコール遺跡群はヒンドゥー教、アユタヤ遺跡は上座部仏教、ボロブドゥール遺跡は大乗仏教で、自分に馴染みのあるのは大乗仏教かなぁと思っています。仏教は分派されて戒律尊守の上座部仏教と新興宗教だった大乗仏教の勢力が強くなり、我が国には大乗仏教が渡来してきました。見慣れたカタチがボロブドゥールに多くあったのは、こんな理由かもしれません。とにかくボロブドゥール遺跡は巨大な形態も細部にあるレリーフも気に入りました。朝霧が立ち込め、周囲が明るくなっても、そこにずっと居続けたいと思っていました。旅程もあるので、午前中には引き上げましたが、現在イスラム教徒の多いインドネシアで、よくぞ保存してきたと思うと同時に、現地の小学生の一団が学習に訪れているのを見て、遺産を後世に伝えていくのは宗教を問わず、人類の共通の役目なんだと改めて思いました。
    夏風邪の原因
    どうやら風邪を引いてしまったらしく、咳や喉の痛み、鼻水が止まりません。昨日は発熱もあったのではないかと思いましたが、その中で中国人母娘の接待やら制作の続きをやっていました。今日から職場に復帰していますが、ちょっと早めに職場を出て、医者に寄って薬を処方してもらいました。体調を崩したのは何年ぶりだろうと思っています。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ると2010年6月11日(金)に病床に伏せた記録がありました。内容を読むと、今回はそこまではいかないにしても久しぶりに風邪を引いた感じです。原因はおそらく疲労によるものです。疲労感は常にあって、週末の創作活動では吐き気を催したり、胃腸の具合が悪くなることもありました。でもそれは眠りさえすれば回復し、翌週は元気に出勤できたのです。今回は職場の閉庁期間と夏季休暇を続けて取れたことで、長い休日取得が可能になり、それが嬉しくて毎日工房で制作し、その勢いで海外旅行に出かけ、帰国後もまた制作をするという自分が描いた理想のスケジュールに、自分の身体が悲鳴を上げたのではないかと思うのです。自己管理ができない自分を反省し、仕事を休まないように上手に休養を取っていこうと考えている次第です。
    週末 中国人母娘の来訪
    今日は工房に珍しい人がやってきました。来られたのは中国人母娘ですが、娘の方は工房に頻繁に出入りしているアーティストです。在日5年目になる子で、多摩美術大学でグラフィックデザインを学び、そのまま助手になっています。最近は美大でも留学生が増えているため、中国籍の彼女が採用されたのではないかと思うところです。現在、中国の山東省から母親が来ていて、2人で日本を見て回っているのです。京都、奈良、大阪、橫浜みなとみらい地区や東京ディズニーランド等、お馴染みの観光地は既に出かけていて、最後に娘は制作現場を見せに、母親を工房に連れてきたというわけです。娘の通訳を頼みに1時間くらい話をしました。彼女の母親はとても雰囲気の良い文化人だなぁと感じましたが、直接意思の疎通ができないもどかしさもありました。英語やドイツ語なら多少わかるのに中国語はまるでわからないのが残念でなりません。アジア世界遺産を巡る私の旅行も3年目が過ぎ、次は中国かなぁという話にもなりました。中国は大きい国なので夏季休暇5日間で巡るのは無理があります。となれば退職後になるのかもしれません。現在、国際社会から批判の対象となり、日本との関係も悪化の一途を辿る中国ですが、政治を抜きにすれば、人と人との関係は大変良好になれるのではないかと思えます。そんなことを感じた中国人母娘の来訪でした。