「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「5 脱ー文化としての彫刻」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。「アルテ・ポーヴェラ(イタリア語で『貧しい芸術』の意)とは、1967年、イタリアの批評…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「4 展開された場としての写真」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。「『展開された場における』彫刻=写真を見るとき、私は《地獄の門》、《バルザック》以…[続きを読む]
個展用の図録は今回で18冊目になります。設置に手間のかかる集合彫刻を作っている私は、作品を見せるために図録が絶対に必要で、デジタルな画像を駆使して作品の楽しさを伝えています。また図録の撮影日は、今夏ギ…[続きを読む]
図録用の撮影日が新作の完成日になる関係で、今週は全作品が無事に完成することを祈る1週間でした。というのも、陶彫には最終工程として焼成があり、窯に入れると人の手が及ばない世界が待っています。そこでは無事…[続きを読む]
私は図録撮影の時には必ず、図録の雛型を作ってカメラマンに渡します。雛型の内容は鉛筆で走り書きした簡単なものですが、頁ごとに撮影場所や作品の種類を示しています。自分の中で考えたレイアウトをカタチにして、…[続きを読む]
6月になりました。来月は東京銀座のギャラリーせいほうで個展があります。毎年企画していただいていますが、今年で18回目の個展になります。今回の個展には「発掘~記録~」と「発掘~坪庭~」、それと額装した平…[続きを読む]
今日は5月の最終日です。7月の個展で発表をする作品の完成を今月末に設定している関係で、今月は陶彫に明け陶彫に暮れた日々でした。陶彫は一昨日最後の窯入れがあって、これがうまくいけば完成になります。まだ「…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「3 ブランクーシ 彫刻を拡張する写真」について、その後半部分の「写真家ブランクーシ」を取り上げます。「アマチュア風と評されるも、ブランクーシは生涯、自作の撮影を止…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「2 印象主義彫刻と写真」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本章は彫刻家ロダンとロッソについて、彼らの写真との関わりを含めて論じられたものです。「ロ…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「1 彫刻複製写真の歴史」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本書は彫刻と写真の関わりを本論とするものですが、西洋彫刻史を紐解きながら、その都度写し出…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)を今日から読み始めます。本書はどこかの美術館のギャラリーショップで購入しました。頁を捲ると彫刻家ブランクーシの作品写真がたくさん出てきて、これはどういう書籍なのか確か…[続きを読む]
今年の夏に東京銀座のギャラリーで発表する陶彫立方体151点の成形と彫り込み加飾が今日終わりました。それぞれの作品に日付をつけているので、今回は1月1日から5月31日までの作品になります。1年間365点…[続きを読む]
週末になりました。今週の制作状況を振り返ります。新作である陶彫立方体の151点が最終的な段階を迎えているため、今週は朝から夕方まで工房に籠って精一杯陶彫制作に励んでいました。1週間のうち水曜日だけは工…[続きを読む]
昨日、工房での作業を休んで東京国立近代美術館に行ってきましたが、その次に恵比寿に回り、東京都写真美術館で開催中の「古寺巡礼」展を見てきました。本展は30年以上前に亡くなった写真家土門拳による写真展で、…[続きを読む]
今日から5月になりました。ゴールデンウィークが始まっています。今年はコロナ渦の規制が緩んだために、どこの観光地も大変な賑わいを見せています。私がまだ教職にあった頃は、ゴールデンウイークを利用して旅行を…[続きを読む]
週末は1週間の振り返りを行なっていますが、昨日は美大の芸術祭を訪ねたことに誌面を割いてしまったので、今日のNOTE(ブログ)で振り返りを行ないます。先週の日曜日から金曜日まで毎日工房に通い、陶彫制作を…[続きを読む]
個展開催から1ヶ月が経ちました。個展の記憶を少しでも留めていただくために、私は毎年お礼状を作っています。ギャラリーせいほうから案内状を出した人の中には、住所が分からない人がいて、その方々には失礼をいた…[続きを読む]
先月に東京銀座のギャラリーせいほうで開催した私の個展の画像を、ホームページのExhibitionにアップしました。立体作品は置かれる環境によって見え方が変わります。完成した自作を最初に私が見るのは、図…[続きを読む]
今日は朝から工房に籠って、今週2回目の窯入れを行ないました。乾燥した陶彫成形にブロックサンダーを使って仕上げを施し、化粧掛けをして焼成するのですが、今日は立方体の形状をした陶彫部品6点を窯に入れました…[続きを読む]
6月になりました。今月は梅雨に入って鬱陶しい日々が続くのかなぁと思うと憂鬱になります。農作業には雨季が必要と分かっていながら、湿度の高い日々は個人的に歓迎できるものではありません。今月は来月の個展に向…[続きを読む]
5月の最終日になりました。青葉若葉が芽吹いたと思ったら、まるで初夏を思わせる気温上昇があって、今月は身体がついていけない状況でした。それでも今月31日間のうち、工房には一日も休まず31日間通い続けまし…[続きを読む]
週末になりました。1週間が経つのが早いと感じるこの頃です。土曜日になるとNOTE(ブログ)に今週を振り返る記事を載せるので、創作活動一本になってもメリハリのある生活が出来ていると思っています。二足の草…[続きを読む]
1週間前までは雨の天気予報が出ていましたが、今日は予報が動いて朝から好天に恵まれました。青空に雲が棚引き、この大空を何とか撮影に生かせないかカメラマンに相談しました。今日は17回個展に向けた写真撮影日…[続きを読む]
明日は個展図録用の写真撮影を予定しています。毎年この時期に撮影をしていて恒例行事のようになっています。私が作っているのは集合彫刻のため、組み立てるのに人の手も時間もかかり、とても厄介な産物ですが、この…[続きを読む]
今日から5月です。工房は緑に囲まれているので、まさに青葉繁れる5月になったという感想を持ちます。ゴールデンウィーク前半の天候は日によって晴天と雨天が繰り返されていますが、凌ぎ易い気候になったことは確か…[続きを読む]
昨年の10月10日付のNOTE(ブログ)に同じタイトルの文章があります。後輩の彫刻家である長谷川聡さんから自作の2回目の写真撮影を相原工房でさせて欲しいというお願いがあり、今日はその撮影日でした。彼に…[続きを読む]
「陶紋」シリーズは毎年個展に数点ずつ出品していて、今年の夏の個展では56番から59番の作品を展示しました。「陶紋」は通し番号をつけていて、私の作品の中では小品の部類に入ります。ギャラリーせいほうの白い…[続きを読む]
二科会に所属する彫刻家に長谷川聡さんがいます。彼は私の後輩で教職に就きながら木彫をやっていて、まさに以前の私と同じ二足の草鞋生活を現在も送っています。彼は今回の二科展に力作を出品し、記念賞を取りました…[続きを読む]
私のホームページにExhibitionの頁があります。毎年、東京銀座のギャラリーせいほうで個展を企画していただいていますが、会期中に懇意にしているカメラマン2人が訪れて、会場風景を撮影しています。新作…[続きを読む]
5月30日に個展用の図録を作るための撮影を行い、今日新しい図録1000部が自宅に届きました。図録は16冊目になりますが、毎回同じサイズ、頁数で作っています。図録は前頁カラー版で正方形の冊子になります。…[続きを読む]
今月の19日から始まる私の16回目の個展。今年も東京銀座のギャラリーせいほうで開催します。先日、案内状が1500部出来上がってきたので、ギャラリーには1000部持参しました。私からは私の友人や知人に案…[続きを読む]