Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

  • Tag cloud

  • Archives

  • 秋の気配を感じながら
    まだ昼間は残暑が厳しいのに、朝夕はめっきり涼しくなってきました。夜は自宅の玄関先で、寿命が尽きそうな蝉が飛び交い、ドアを開けるや飛び込んできたりしています。虫の合唱も聞こえるようになりました。こんな秋の気配を感じながら、机に向かって作品のことを思索するのもいいと思うのですが、夜は夏の疲れが出て眠くて眠くて仕方ありません。365点の連作もこのブログも日々自分に課している小さな作業ですが、これも眠さに勝てない時があります。読書も手につかず、今は睡眠を貪るばかり。秋が深まれば、きっと秋の夜長を有効に過ごせると思うのですが…。          Yutaka Aihara.com
    印のデザイン
    今年取り組んでいる「構築〜解放〜」は例年やっている作品と同じ集合体で見せる彫刻です。その部品を組み合わせる時に番号が必要になります。そこで例年のように部品に番号をつける際、和紙に印を押し、そこに番号を記すようにしようと考えています。印はこれから彫る予定です。石は昨年と同じサイズの石を使うつもりです。印にすれば、かなり大きなものです。特大の印泥を使わないと朱がつきません。さて、デザインですが、これがなかなか上手く出来ません。昨年も気に入っていたわけではなく、作品と同じように課題が残る印になってしまいました。自分の印は「書」ではなく「図案」と言っても過言ではありません。自分は「書」に対して無知で、それでも楽しい印を彫りたいので、かなり気儘なデザインをしてしまいます。ただ「図案」と考えたとしても練れた「図案」になっていかないのです。今年もそろそろ印にチャレンジする時がやってきました。今年こそ納得がいく「図案」系の印にしたいと願っています。                   Yutaka Aihara.com
    おわら風の盆の思い出
    昨年のブログを見ると、昨年の9月2日は富山県八尾に行って、おわら風の盆を見ていました。家内は今年も八尾に行っています。家内は昨年から胡弓奏者として活動を始めているので、その仲間に誘われ、胡弓の原点でもあるおわらを聴きに行ったのです。私も家内から一緒に行かないかと言われましたが、昨年の大混乱ぶりが脳裏に焼きついて躊躇してしまいました。今年もあの小さな町に観光客があふれているのかと思うと、ただ見ているだけの私にとっては疲労しか残らないと思うのです。美しい祭りではあると思うのですが。今年は作業場に篭もり、365点の連作のための額作りに追われていました。                              Yutaka Aihara.com
    9月の制作方針
    昨年の9月1日のブログを見ると、勤めが始まり制作の勢いは無くなる分、きちんと考える時間があり、作品に思弁的な要素が出るといったことを書いていました。今年も同じ心境で9月を迎えます。振り向きもせずに作ったものを、もう一度見直してみようと思っています。ただ、昨年より制作の幅が広がった分、ゆっくりしているわけにはいかず、勤めをしながらでも週末はきっちり作品にしていかなくてはなりません。昨年より追い立てられる感覚です。勤めも昨年とは違って仕事量が増えました。今までの暑さ疲れが出ないようにしていきたいものです。何と言っても今夏作業場の暑さは厳しいものがありました。やっと涼風がたって身体は楽になりましたが、今日はなかなか継続する力が出なくて作業を早く終えました。夜は眠気が襲って、夜更かしができません。身体に負担をかけず、焦らず休まずやっていきたいと思っています。                            Yutaka Aihara.com
    8月の制作成果
    ブログは情報発信のみならず自分の記録として有効な手段だと思って毎日書いています。昨年の今頃は何をしていたのか、どんなことを考えていたのか、制作の進み具合はどうだったのかを確認することが出来るからです。さて、今年夏の制作の成果ですが、今月作ったものは「構築〜解放〜」の長い柱19本の荒彫り、もちろん完成ではありませんが基本的なカタチは出来たと思います。それから小さな陶彫4点。これもこれから窯に入れるので完成ではありません。それから日々やっている365点の連作の今月分とそれを展示するための額。これも完成ではありません。こんなふうに並べていくと完成しているものは何もありません。今月やろうと思った計画の80パーセント位がカタチになったといったところでしょうか。課題は残りますが、まずまず満足のいく8月だったと思います。明日から9月。制作時間の確保が難しくなりますが、これからが制作の佳境に入るところなので、頑張っていきたいと決意しました。                       Yutaka Aihara.com