Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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  • 9月にやるべきこと
    9月になりました。先月は新築された倉庫に陶芸窯が入りました。職場で5日間の夏季休暇をいただき、新潟県のアート・トリエンナーレや群馬県の博物館、静岡県の美術館、そして長野県の池田宗弘先生宅に行ってきました。読書ではA・ブルトン「魔術的芸術」をじっくり読みました。ほぼ予定通りの8月だったように振り返っていますが、京都の渡辺さんに会えなかったことや瀧口修造の本を読めなかったこと、作品の雛型作りが思うように進まなかったことが悔やまれます。今月は作品制作(雛型を含めて)をやっていきたいと思います。8月のように時間が確保できませんが、それでも今月の半ばに5連休があって、このあたりで新作に向けて走り出したいと願っています。次作は木彫の柱と陶彫の断片を組み合わせた「構築シリーズ」を考えています。今月はやるべきことをしっかりやっていきたいと思います。
    「フランス絵画の19世紀」展
    今日まで表題の展覧会が地元の横浜美術館で開催されていました。退屈しそうだと思いつつ出かけてみたら、逆に新鮮な気分に浸れて良かったと思いました。アカデミズム。これはフランス印象派の少し前まで、サロン(フランスの展覧会場)で発表することを主体とした絵画を指して言います。自分が美術の世界に進もうと考えていた頃に習ったデッサンがまさにアカデミズムだと思っています。受験デッサンは、陰影を捉えて形を写実的に描くことを目的としていて、自分もその頃は人より巧みになりたいと日夜励んでいました。現代から見れば、活力の無い旧態依然とした世界ですが、逆に現代美術の混沌とした広がりを考えると、そんな生真面目で丁寧で浮いた表現が、或いは新鮮に見えても不思議ではありません。歴史画や神話を題材にした大げさな絵画は、やはり戴けないところもありますが、通念的な絵画たる絵画を見たような気がしました。手間のかかった筆致や色合いや細部の表現が、ある意味では芸術家が幸福だった時代を表しているようにも思えてきます。デッサンを習いかけの頃だったら、巧いなぁと溜息をついただろうにと思いながら会場を後にしました。                      Yutaka Aihara.com
    選挙に行く…
    自分は倉庫の整備・整理があり、家内は公会堂で胡弓の演奏があるため、衆議院および横浜市長選挙には朝一番で出かけました。私は20歳になってから、滞欧生活をしていた5年間を除いて、必ず選挙に行っています。普段から政局に関心があるわけではなく、支持する政党もないので、いわゆる無党派層なのです。マニフェストというコトバが一般化していない頃にも立候補者が掲げる誓約を読んで、政党に関係なく一票を投じていました。横浜市の公務員になった頃は、組合で推薦する人に投票するような運動がありましたが、自分はそれでも関係なく、自分がよかれと思う人に一票を入れていました。公務員の労働条件や日常生活に多少の不満はありますが、大きく社会を変革する必要を感じていないのが自分の現状です。ただし、今回は政権交代があるものと信じて、また政権が変わるとどうなるのかという思いもあって、特別な気持ちで選挙に出かけました。自分のような思いで選挙に出かける人は多いのではないかと思っています。               Yutaka Aihara.com
    時間を惜しんで過ごす週末
    待ち遠しかった週末も、実際は細々とした仕事をして忙殺されて過ぎていきます。時間が早く過ぎていくように感じるのは充実している証拠でしょうか。過ぎていく時間が惜しいと思いつつ、ウイークディーにはまた公務があるという意識があって、週末の凝縮した時間を過ごせるのだと思います。倉庫の整備・整理にはボランティア学生を使うわけにもいかず、自分ひとりで棚の中を確認しながら進めています。それにしても蒸し暑い空間です。朝晩涼しくなってきましたが、倉庫内は夏の熱気が籠もっています。窓を開け、工事用扇風機を回しているものの蒸し暑さは変わりません。汗を搾り、熱中症にならないように水分補給をしながら作業しています。体力維持のためにやっている水泳が、こんな陽気の中ではとても気持ちよく、今日は2回もスポーツクラブに顔を出してしまいました。               Yutaka Aihara.com
    待ち遠しい週末
    現在の仕事のせいか週末が待ち遠しくてなりません。公務員初任の頃も同じ気分でした。仕事に慣れ、また仕事が面白くなってから週末を心待ちにすることはなくなりましたが、現在の気持ちは初任の頃に戻っています。明日は8月最後の週末です。倉庫の整備・整理に追われることになりそうですが、それでも創作への希望を繋ぐために楽しんで作業ができると思います。そこは自分の終の棲家であり、夢を実現する空間であり、思索に思い悩む場所であるから、整備・整理は自分にとって大切なことだと思っているのです。朝からFMラジオを流し、額に汗しながら収納庫を組み立て、時にRECORDや雛型を作ることが現在の自分にとって大変な喜びなのです。そこでの大きな創作を思い描きながら毎日を生きていると言っても過言ではありません。作品のイメージが今や次々頭の中に去来するのが不思議な現象で、きっと自分の中に快い空間に対する渇望のようなものがあるのかもしれません。