Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 彫刻
2021.09.12

8月28日付のNOTE(ブログ)に「3つ目の『島』制作へ…」というタイトルがついた文章があります。この日に新作の3つ目となる「島」を形成する土台となる陶彫部品を作ったのでした。これは大きな陶彫部品だっ…[続きを読む]

2021.09.09

大規模な公募団体である二科展が、現在、東京六本木にある国立新美術館で開催されています。二科展に所属する若手彫刻家より招待状をいただいて、私は毎年二科展を見に行っています。若手彫刻家というのは私の教え子…[続きを読む]

2021.09.07

栃木県益子町にある明智鉱業はもう30年以上前から私と取引がある陶芸資材専門店です。30数年前に私は海外生活を切り上げて、日本で創作の拠点を確保してから彫刻の素材となる材料探しを始めていました。その頃同…[続きを読む]

2021.09.05

日曜日になり、いつものように美大受験生が2人工房にやって来て、それぞれの課題に取り組んでいました。高3で受験を控えた彼女が染織デザインをやりたい志望理由を文章にまとめていたのを傍らで見ていて、私も当時…[続きを読む]

2021.08.19

昨日、東京八重洲にあるアーティゾン美術館で開催されている「STEPS AHEAD」展に行って来ました。ここは旧ブリジストン美術館で、学生時代から行き慣れた美術館だったのですが、建物を建て直し、美術館の…[続きを読む]

2021.08.10

先日、神奈川県立近代美術館葉山館に行って「若林奮 新収蔵作品」展を見てきました。彫刻家若林奮は、私の学生時代に初めて知った人で、大学では教壇に立っていましたが、私の在籍していた彫刻学科ではなく、共通彫…[続きを読む]

2021.08.09

先日、神奈川県立近代美術館葉山館に出かけて、「空間の中のフォルム」展を見てきました。副題に「アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」とあって、県立近代美術館が開館した70年の間に収集保存してきた立…[続きを読む]

2021.08.05

酷暑が続いているため、今日は工房に行くのを止めました。陶彫制作が今なら中断できると判断し、今日は家内と神奈川県立近代美術館葉山館とカスヤの森現代美術館に行くことにしました。県立近代美術館葉山館は入場に…[続きを読む]

2021.07.27

「孤独なる彫刻」(柳原義達著 アルテヴァン)を読み終えました。著者が渡仏した1951年には、日本人留学生も僅かしかいない状況だったようで、こんな文章がありました。「まだ私費留学生制度でしか渡航出来なか…[続きを読む]

2021.07.22

先日から読み始めた「孤独なる彫刻」(柳原義達著 アルテヴァン)にまだ存命だった巨匠たちと著者が交流していた場面が描かれていて、羨望とともに楽しさを感じました。旧版「孤独なる彫刻」(筑摩書房)にも収めら…[続きを読む]

2021.07.20

先月、平塚市美術館で開催されていた「柳原義達展」の会場で図録代わりに購入した「孤独なる彫刻」は、1985年に発行された同名の「孤独なる彫刻」があります。言わば新旧の書籍があって、どちらも彫刻家本人の著…[続きを読む]

2021.07.13

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)を読み終えました。私にとっては大変面白く、また初めて知ることも多い内容が盛り込まれていた書籍で、興味関心の坩堝といっても過言ではありませんでした。ゴーギャンは後期印…[続きを読む]

2021.07.12

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「結語」の「1 木彫と陶器」「2 親密な環境における彫刻」「3 ゴーギャンからピカソへ」の三単元を合わせたまとめを行います。…[続きを読む]

2021.07.09

5月30日に個展用の図録を作るための撮影を行い、今日新しい図録1000部が自宅に届きました。図録は16冊目になりますが、毎回同じサイズ、頁数で作っています。図録は前頁カラー版で正方形の冊子になります。…[続きを読む]

2021.07.07

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第6章 タヒチからマルケーサスへ(1895~1903年)」の「2 文化的総合」をまとめます。ここではゴーギャンの第二次タヒ…[続きを読む]

2021.06.29

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第5章 タヒチ滞在(1891~1893年)とパリ帰還(1893~1895年)」の「3 《オヴィリ》1」と「4《オヴィリ》2…[続きを読む]

2021.06.28

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第5章 タヒチ滞在(1891~1893年)とパリ帰還(1893~1895年)」の「1 状況」と「2 木彫」をまとめます。い…[続きを読む]

2021.06.25

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第4章 陶製彫刻と木彫浮彫(1889年と1890年)」の「6 木彫浮彫」をまとめます。この章では2点の作品が登場します。ひ…[続きを読む]

2021.06.24

来月の個展に関する図録の色稿が出来上がってきました。今度の個展で16回目になりますが、図録に関しては1回目から同じ大きさ、同じ頁数で作っています。案内状(DM)は1500部印刷されて手元に届きました。…[続きを読む]

2021.06.23

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第4章 陶製彫刻と木彫浮彫(1889年と1890年)」の「5 ロダンとの関係に関する仮説」をまとめます。ゴーギャンが生きた…[続きを読む]

2021.06.20

日曜日は毎回美大受験生が2人工房へやってきます。彼女たちのうちの一人は予備校の夜間コースに通っていて、そこで出された課題を工房に持ち込んでくるのです。昼間は高校に通い、夜は予備校、そして週末は工房にや…[続きを読む]

2021.06.17

東京都美術館で開催されている「イサム・ノグチ 発見の道」展。この表現の多様性に富む芸術家が歩いた「発見の道」を辿る本展は、彼の最終的な到達点はどこにあるのか、私は薄々到達点を感じながら展覧会場を見て回…[続きを読む]

2021.06.16

先々週、家内と東京上野にある東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ 発見の道」展に行って来ました。私は彫刻家イサム・ノグチに関する書籍はほとんど読み漁り、日本にある作品もよく見ています。言わば旧知の作…[続きを読む]

2021.06.11

コロナ渦の影響で、最近は展覧会が閉幕するまで行こうかどうしようか迷っている傾向があり、また急遽思い立って展覧会に出かけるため、僅かな日程を残した状態でNOTE(ブログ)にアップすることが少なくありませ…[続きを読む]

2021.06.09

石による印材に自分の名前を自ら彫り、新しい作品が完成した時に裏側に印を貼っていくのが、私が今まで続けてきた方法です。私の作品が集合彫刻で陶彫や木材で成り立っているため、その組み立てにそれぞれの部品に番…[続きを読む]

2021.06.08

このところ現行作品の梱包を続けていますが、この単純作業だけでは飽きるので、来年に向けて新しい作品も同時に作り始めています。来年の作品も陶彫部品を組み合わせて集合彫刻として見せるもので、木材とのコラボレ…[続きを読む]

2021.06.05

先日、個展の図録用の写真撮影が終わり、出品する作品をいよいよ梱包していく作業に入りました。週末のNOTE(ブログ)には週末だけの内容に限らず、この1週間の制作状況も書いていこうと思っていて、撮影後の作…[続きを読む]

2021.06.04

コロナ渦の中、東京都で緊急事態宣言が出され、先月までは多くの美術館が休館をしておりました。緊急事態宣言は6月も延長されていますが、美術館が漸く再開し、見たかった展覧会をチェックすることが出来ました。展…[続きを読む]

2021.05.31

今日で5月が終わります。今月は個展図録用の写真撮影が昨日あったために、これに間に合わせるために夢中になって制作に明け暮れた1ヶ月だったと言えます。31日間のうち工房に行かなかった日は2日だけで、29日…[続きを読む]

2021.05.24

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第3章 彫刻的陶器への発展と民衆的木彫の発見(1887末~1888末)」に入り、今回は「3 陶器から彫刻へ」をまとめます。…[続きを読む]