Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 彫刻
2022.04.22

今日の朝日新聞の「天声人語」に掲載された記事に目が留まりました。「薄く開いた口から6体の極小の仏様がニョロニョロと飛び出す。」これは何のことか、一昨日、私が見に行った東京国立博物館で展示されている空也…[続きを読む]

2022.04.20

昨日から工房で新作の砂マチエール施工作業が始まりました。昨日は家内が手伝ってくれたので作業は思っていたより早く進みました。家内は現在邦楽器奏者ですが、大学では空間演出デザインを学んでいて、舞台美術制作…[続きを読む]

2022.04.13

陶による立体部品を複数集合させて、風景を俯瞰する彫刻作品を作ろうと考えたのは20代の終わり頃で、ちょうど海外での生活を終えて帰国する時でした。ヨーロッパ文明の原点となったエーゲ海に広がる遺跡群を見て回…[続きを読む]

2022.04.10

今日も昨日に続いて初夏を思わせる気候で、工房内は暑くも寒くもなくちょうど良い温度でした。ただし、このところ急激な温度変化があって、身体がだるく、作業を度々中断して休憩を取りました。今日は朝から美大生が…[続きを読む]

2022.04.01

4月になりました。昨年のNOTE(ブログ)のアーカイブを見ると、4月最初に「彫刻家として…」というタイトルをつけ、二足の草鞋生活から創作活動一本になったことを書いていました。それなら今年は「2周目の彫…[続きを読む]

2022.03.31

3月の最終日となりました。現在は桜が満開で、雑木林の中では所々生えている桜の木が目立ち、この時ばかりは桜が己を主張しているように感じます。昨年の今頃、私は管理職退職辞令交付式に参加していて、長年続いて…[続きを読む]

2022.03.21

昨年の10月10日付のNOTE(ブログ)に同じタイトルの文章があります。後輩の彫刻家である長谷川聡さんから自作の2回目の写真撮影を相原工房でさせて欲しいというお願いがあり、今日はその撮影日でした。彼に…[続きを読む]

2022.03.19

今日から三連休になります。私は朝から工房に篭って、新作の厚板刳り貫き作業をやっていました。厚板に三角形文様を刳り貫いていくのですが、作業自体は淡々としています。文様の下書きを描くときは創作行為もあるの…[続きを読む]

2022.03.12

週末になりました。今週の制作状況を書いていきます。今週は毎日工房に通い、朝から夕方まで工房で過ごしていました。とりわけ水曜日は、大規模作品の全体構成を見るために作品の木工部品を全て野外工房に移し、全体…[続きを読む]

2022.02.20

昨日に続いて今日も大規模作品の土台を作っていました。木材加工による土台は、本作品では大地のイメージとして捉え、新作では不定形な面積で表現する予定です。周囲の先端は崩れかけています。面には三角形の穴が密…[続きを読む]

2022.02.13

三連休の最終日です。今日は朝から雨交じりで相変わらず寒い一日でした。今日は作業終了時の夕方になって窯入れをしました。今夏、東京銀座で発表する大規模作品には、全体構成の結果、4点ほど追加作品が必要になっ…[続きを読む]

2022.02.12

三連休の中日です。今日は土曜日なので今週の振り返りをします。今週は毎日工房に通っていました。私自身が望んだように毎朝9時に工房にやってきて、ほぼ夕方まで工房で制作に邁進するのが日課になっています。近隣…[続きを読む]

2022.02.10

今年になって2回目の雪が横浜に降りました。前回は1月6日で積雪もありました。雪国にとってはどうと言うこともない雪ですが、雪に慣れていない首都圏では道路状況や交通網を含めて大変な事態になっています。昨日…[続きを読む]

2022.01.17

1月14日付の朝日新聞「折々のことば」に掲載されていた記事を紹介します。「絵画で語りうることはすべて絵画で語る方がいい。-アルベルト・ジャコメッティ- 同じように、彫刻でしか語れないものが真の彫刻だと…[続きを読む]

2022.01.16

私は毎年、美術系の大学の卒業制作展にお邪魔しています。工房に美大受験生が来ていて、彼らを連れて行くのが目的ですが、私自身も自分を見つめる契機として卒業制作展散策を考えているのです。昨年は多摩美術大学へ…[続きを読む]

2022.01.10

今日は成人の日です。20歳で迎える成人は今年が最後で、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことや、国際的に18歳成人が主流であることなどから、今年4月より「成年」の定義が見直されることとなりました。今後…[続きを読む]

2021.12.29

30歳で海外から帰国して、私は横浜市の教職公務員になりました。社会人としては遅い出発でしたが、彫刻家としては生活が成り立たないので、教職に頼ったのでした。忽然と飛び込んだ教職の世界は思いのほか楽しくて…[続きを読む]

2021.12.26

週末になると月曜日から今日までの制作状況をNOTE(ブログ)に書いています。基本的には制作中心の生活を送っていましたが、水曜日に年賀状の宛名印刷を行ないました。いつもドイツ菓子シュトーレンを大量に購入…[続きを読む]

2021.12.05

日曜日になり、朝から工房に篭っていました。今日は先日からの継続で中規模作品の両側面の下書きをやっていました。明日以降、下書きを基に木彫や刳り貫き作業を行うつもりです。新作は陶彫から木彫に切り替わる制作…[続きを読む]

2021.12.04

12月最初の週末になりました。今週は毎日工房に通っていました。中規模作品の陶彫部品が全て終わっているので、今週はその土台となる厚板材を加工し、直方体を作っていました。サイズは以前作った「発掘~赤壁~」…[続きを読む]

2021.11.16

今日、長野県安曇野にある碌山美術館から、同美術館で個展開催中の「篠田守男-Subconscious-」展で販売している作品集が届きました。美術館が遠方過ぎて個展には行けないので、美術館のネット販売を利…[続きを読む]

2021.10.24

このところ朝晩は急に冷え込んで、秋を通り越して冬が到来した按配です。工房にはまだ大型扇風機がありますが、そろそろロフトに片付けようかと思っています。その代わり大型ストーブが必要かもしれません。凌ぎ易く…[続きを読む]

2021.10.15

私は(一社)日本美術家連盟の彫刻部に所属しています。師匠の池田宗弘先生が同連盟理事だった頃に、私を推薦してくれて彫刻部に入ることができました。公募団体に入っていない私は、美術界の動向をこの連盟から出さ…[続きを読む]

2021.10.10

二科会に所属する彫刻家に長谷川聡さんがいます。彼は私の後輩で教職に就きながら木彫をやっていて、まさに以前の私と同じ二足の草鞋生活を現在も送っています。彼は今回の二科展に力作を出品し、記念賞を取りました…[続きを読む]

2021.10.09

週末になりました。ここ数日NOTE(ブログ)には脳科学者が著した書籍の内容ばかり書いているので、週末くらいは日中ほとんどの時間を過ごしている工房での様子を綴ってみたいと思います。工房でやることは陶彫制…[続きを読む]

2021.10.05

一日1点ずつ小さな平面作品を作っているRECORD。今月のテーマを「存在を問う」にしました。存在という言葉を意識し始めたのは、彫刻に起因しています。自分が作っているモノが立体物であり、それが目の前に存…[続きを読む]

2021.10.03

日曜日になり、いつも来ている美大受験生と共に工房で制作に励みました。陶彫成形がひとつ立ち上がる度、私はちょっとした感動を味わっていて、また陶彫部品が窯から焼成されて出てくる度に、自分の中から現れ出た不…[続きを読む]

2021.09.30

9月の最終日になりました。4月から創作活動一本になり、ちょうど半年が過ぎました。9月も陶彫一辺倒で、30日のうち26日間工房に通いました。窯入れを4回行ったので、工房に行かない4日間は焼成のために照明…[続きを読む]

2021.09.26

日曜日になると、相変わらず美大受験生が2人で工房にやってきます。それぞれ鉛筆による静物デッサンをやっていて、別々の専攻を希望しています。2人に共通しているのは、保護者の都合により2人とも小学校時代を中…[続きを読む]

2021.09.19

三連休の中日です。今日はいつも来ている美大受験生がやってきました。彼女が来ると制作時間を半日で終わることは出来ず、夕方3時くらいまで工房で作業をやっていました。今年も例年通り、三連休は全て丸一日を工房…[続きを読む]