まだ「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)を読んでいる途中ですが、私は毎日、東京銀座のギャラリー通いがあるため、文庫本を携帯することにして、同じ著者の「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)を読み始めました。「…[続きを読む]
「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「2 人間存在の風土的規定」について、気を留めた箇所を選びます。「人は死に、人の間は変わる、しかし絶えず死に変わりつつ、人は生き人の間は続…[続きを読む]
「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「1 風土の現象」について、気を留めた箇所を選びます。著者が本書を書いた契機が、1927年にベルリンで独哲学者ハイデガーの「存在と時間」(…[続きを読む]
私自身の読書癖を振り返ると、難解な専門書を読もうとした最初の動機は何だったろうと思い返しています。それは高校生の頃で、教科書に掲載された現代詩に興味を持ったのと同時に、難しい書籍にも挑戦しようと突如思…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「3 ことだま」について気に留めた箇所を取り上げます。「言霊(ことだま)とは、言のうちにこもりて、活用の妙をたも…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「2 うつし身」について気に留めた箇所を取り上げます。「〈うつつ〉は、たんなる〈現前〉ではなく、そのうちにすでに…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅳ しるし・うつし身・ことだま」のうちの「1 しるし」について気に留めた箇所を取り上げます。本章は最終章になりますが、日本語独自となる論理を展開していま…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅲ 日本語の思考の未来のために」について気に留めた箇所を取り上げます。この章では欧米語と日本語の比較検討から日本語のもつ独自性を浮き彫りにしています。「…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅱ 仮面の論理と倫理にむけて」のうちの「2 固有名詞と仮面のあいだ」について気に留めた箇所を取り上げます。「日常生活の〈俗〉の場面には姿をあらわすことが…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅱ 仮面の論理と倫理にむけて」のうちの「1 仮面と人格」について気に留めた箇所を取り上げます。「〈仮面〉は、この〈身〉において具体化され表示される間柄な…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「3 あらわれとCopula」について気に留めた箇所を取り上げます。本章は主題の導入部で「円空・木喰展」に著者が訪れた…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「2〈かげ〉についての素描」について気に留めた箇所を取り上げます。「洞窟の比喩というおそらく西欧の想像力あるいは文学の…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「1〈おもて〉の優位」について気に留めた箇所を取り上げます。著者が紡ぎ出す論考は、哲学者だけあって卓識が散見されるもの…[続きを読む]
「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の本論に入る前に、著者と同じ東大の教壇に立つ熊野純彦氏によるまえがき「夢の通い路」がありました。副題に「本書を手にする読者のために」とあって、本論の手引きの…[続きを読む]
昨日の朝日新聞「折々のことば」に「孤独でいるために、まわりに人を必要とする」という池内紀氏の言葉が掲載されていました。「『とびきり静かな場所』があってこそウィーンは音楽の都なのだと、ドイツ文学者は言う…[続きを読む]
大手書店に行くと、私は興味関心のある書籍の題名だけを選んで、爆買いをする悪癖があります。購入した書籍はリュックサックに詰め込めるだけ詰め込んで自宅に戻ります。そのうちの多くの書籍は自宅の書棚に仕舞い込…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「むすびにかえて」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。この章で本書は最終章になります。「各章で繰り返し彫刻と写真を語ることで、何が見えてきただろうか。…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「5 脱ー文化としての彫刻」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。「アルテ・ポーヴェラ(イタリア語で『貧しい芸術』の意)とは、1967年、イタリアの批評…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「4 展開された場としての写真」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。「『展開された場における』彫刻=写真を見るとき、私は《地獄の門》、《バルザック》以…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「3 ブランクーシ 彫刻を拡張する写真」について、その後半部分の「写真家ブランクーシ」を取り上げます。「アマチュア風と評されるも、ブランクーシは生涯、自作の撮影を止…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「3 ブランクーシ 彫刻を拡張する写真」について、その前半部分の「コンスタンティン・ブランクーシの生涯と作品」を取り上げます。本書はこれがあるために私は購入したよう…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「2 印象主義彫刻と写真」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本章は彫刻家ロダンとロッソについて、彼らの写真との関わりを含めて論じられたものです。「ロ…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「1 彫刻複製写真の歴史」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本書は彫刻と写真の関わりを本論とするものですが、西洋彫刻史を紐解きながら、その都度写し出…[続きを読む]
「像をうつす」(金井直著 赤々舎)を今日から読み始めます。本書はどこかの美術館のギャラリーショップで購入しました。頁を捲ると彫刻家ブランクーシの作品写真がたくさん出てきて、これはどういう書籍なのか確か…[続きを読む]
「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)のほとんどの内容がクリムトの描く女性で占められています。私にとって苦手な女性表現をクリムトは得意としていて羨ましい限りですが、…[続きを読む]
「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)を読んでいると、40年前の記憶が甦ってきます。私は1980年から85年までウィーンに住んでいました。とくに「世紀末ウィーン夢紀…[続きを読む]
「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)は書籍の扉から読むことはせず、気になった箇所の頁を開き、部分的に読み込んでいます。私が20代の頃、ウィーンに5年間暮らしていて…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)を読み終えました。デュシャンは芸術における概念の破壊者であることは伝わりましたが、意味が読み取れないものも結構多かったという感…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第四章 テクスティキュール」について、留意した箇所を拾います。そもそもテクスティキュールとは何か、小雑文集のことを指します…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について、実際に数多の芸術家を批評しているデュシャンの文章が残されていて、今回は前回の…[続きを読む]
「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について、実際に数多の芸術家を批評しているデュシャンの文章が残されていました。ここで取…[続きを読む]